動物病院院長の気まま日記

週末の夜には各地で花火大会が
開催される時期になりました。

コロナで中止の年が続いていたので、
楽しみにされている飼い主様も多いと思いますが、
わんちゃんと一緒に花火会場に出かけるのは
お勧めしません・・・

理由は花火の音は多くのわんちゃんにとっては、
不安や恐怖でしかないからです。

今まで見たことが無いほどおびえたり、
興奮して首輪が外れたり、リードを離してしまって、
人混みの中で行方不明になるケースもあります。

是非、お留守番させてあげてもらいたいと思います。

また、もともと雷の音も凄く苦手なわんちゃんの近所で
花火大会が予定されている場合、
その時間帯は自宅から別の場所に避難することも
検討してあげてください。

特にてんかん発作を起こしたことがある
わんちゃんの飼い主様はご注意ください。

　８月１３日（日）～１５日：　休診
　　 ８月１９日（土）午後～２０日（日）：
　　　　　　　　　　　　　　　　　恭子先生不在

今朝の四国新聞に
ペット終活についての記事がありました。

ご高齢の飼い主様が
ご自身の病気や体力的な問題で
飼育困難に陥った時の準備を
しておこうというものです。

動物たちにとって留守番ばかりでは無く、
日頃長い時間一緒に過ごせる
ご年配の飼い主様との暮らしは
幸せなことだと思います。

また動物たちとの暮らしは、
飼い主様の健やかな暮らしに
良い効果があることも分かっています。

にもかかわらず、
動物の寿命とご自身の時間を考え、
特に独り身のご高齢の方は、
飼育を躊躇される方が多い現状もまた
なんとも残念に思うのですが、
なかなか難しい問題です。

記事の中で紹介されている
高松市が作成したチラシ
『ペットのための終活メモ』は
当院受付にも置いてあります。

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