[ テーマ: 病院 ]
2015年1月5日08:07:00
明けましておめでとうございます!
皆さんお正月はどうだったでしょうか?
我が家は例年以上にバタバタのお正月でした。
まず大晦日に僕の父方の祖母が亡くなりました。
95歳の大往生でした。
それと同時に、末っ子が発熱。
39.5℃まで上がりましたが、元気だったので、
病院にも連れて行かずにゆっくりさせていると
翌日には回復。
ただ何となく家族全体がゴホゴホとなり、
ちょっと体もだるい状態が続きました。
元旦がお通夜。
2日は告別式がお昼からだったので、
早朝から予定通り宇多津新春健脚大会に参加。
小1の息子は見事1位になり、
賞状金メダルをゲットし、
3日の四国新聞に紹介されました。
奥さんは5km、僕は10㎞の部に参加しましたが、
身体が動かず大撃沈のレースでした。
帰宅して熱を測ると37,5度と微妙な熱。
少し体はだるいながらも、
子供の頃からずっと可愛がってもらっていた
ばぁちゃんの告別式。
数年前からほとんどの家族の事は分からなくなり、
足腰も立たなくなってはいましたが、
施設に預けられることも無く、
最後まで自宅で家族に見守られながら、
亡くなる前日には、お風呂に入れてもらい、
ご飯もしっかり食べ、いつものように眠り、
そのまま逝ってしまいました。
これで僕の祖父祖母はいなくなりましたが、
若くして事故で亡くなった母方の祖父以外は、
皆90歳以上と長寿でした。
お正月休み最後となった3日は、
唯一のんびりできた1日でした。
ただ朝から体はだるかったので、
箱根駅伝を見ながらのんびり過ごしました。
もちろんこの間にも、緊急の診察・電話対応、
入院管理などもありバタバタの4日間でしたが、
これはこれで楽しいお正月休みでした。
昨日の仕事始めも慌ただしく過ぎましたが、
今年もスタッフ一同元気に頑張っていきますので、
宜しくお願いします。
[ テーマ: 日記 ]
2015年1月10日19:07:00
ようやく上の子供たちの冬休みが終わったと思ったら、
また3連休・・・
どれだけ祝祭日を増やすつもりなんでしょうか
この連休が終わってようやく1年のスタートと
いう方もいらっしゃるかもしれないですね。
動物たちも疲れるかどうかは分かりませんが、
お腹の調子を悪くしたり、
猫のおしっこの病気が増えたりもしますから、
気を付けて上げて下さい!
今年は年明けから比較的忙しい日々が続いていて、
僕的にはあっという間に通常モードに切り替わりました。
10年ほど前から使用している日記帳の最初のページに
『年頭の所感』という堅苦しいページがあります。
ちなみに最後のページは『年末の所感』。
毎年、大晦日に紅白歌合戦を音を消して、
映像だけみながら、
1人で病院の事、家族の事、趣味の事を
のんびり考えます。
3月に夫婦そろって40歳。
あっという間の30代が過ぎ、
楽しみな40代に突入です
[ テーマ: 病気 ]
2015年1月11日08:42:00
脾臓はお腹の左上の胃と腎臓の近くにあります。
働きは主に免疫系の細胞を作ったり、
血液をきれいにしたりする働きがあるのですが、
不思議なもので、
無くても生きていくうえで大きな支障はありません。
犬では比較的しこりができやすい臓器で、
破れることで、腹腔内出血の原因となります。
血液検査で異常を評価する事ができなくて、
超音波検査が必要となります。
一昨日午前最後の患者さんは、
元気に散歩している途中に、
突然元気が無くなったという事で来院。
確かにいつもの元気がありませんが、
もともと大人しい子なのであまり変化が分かりません。
体温は平熱。
唇の粘膜の血色が良くないのですぐに血液検査をしました。
この段階ではバベシア?と疑いつつ、おしっこの様子や、
ここ数日食べたものなど色々と問診を行いますが、
貧血も無く、これといった異常が見つかりません。
とりあえずのお薬は使用せず、
夕方まで様子を見てもらうことにして
お会計をしながら、
午前最後だったのでたまたま受付でお話をしました。
病院から帰るワンちゃんの様子を見て、
これはやっぱりおかしい・・と思って、
念のためお腹の検査をさせてもらうと、
脾臓にしこりがあり、お腹の中に液体がたまっていました。
すぐに腹腔内出血と判断して、
開腹手術をし、脾臓摘出をしました。
以前に一度同じような症状になったことがあるとのことで、
恐らくその時にも軽度な出血をしていて、
大網が癒着して塞いでくれていました。
もう少しで、間違った判断をして、最悪手遅れになるところでした。
去年だけで同じようなケースが2件ありました。
1件は後ろ脚がフラフラするという事で他院を受診して、
椎間板ヘルニアと診断されたケース。
もう1件は、心臓病と診断されたケース。
どちらも脾臓のしこりが原因でした。
こういうケースがあるため
必要な検査をしなければいけないのですが、
検査をたくさんすると費用が高くなるし、
ひょっとしたらという怖さもあるため
いつも判断に悩みながら診察しています。
[ テーマ: 日記 ]
2015年1月13日08:45:00
昨日はお友達3家族で
『まんのうリレーマラソン』に参加してきました。
途中小雪がちらついたりして
寒かったのですが、
比較的良いお天気でした。
この大会は公園内の1周2kmのコースを、
4~10人でたすきリレーして、
21周=42.195km走ります。
今回のメンバーは、
小学生5人、お父さん3人、おじいちゃん1人
の計9人。
お母さんたちは子供たちの伴走担当でした。
奥さんは、子供たちと一緒に走れて
今までの大会で一番楽しかったそうです
時間外対応が電話対応しかできなくて、
ご迷惑おかけしました
[ テーマ: 日記 ]
2015年1月17日08:03:19
阪神・淡路の震災から20年ですね。
今朝はちょうど5時45分過ぎに自然と目が覚めました。
あの時僕は19歳。
もう完全に後がない2浪生。
当時は成人式がセンター試験の日で、
当然出席することもできず、
1月17日はセンター試験の自己採点結果が、
期待するほど良くなくて、
かなり落ち込んでいるときでした。
今まで経験したことのない揺れに驚き、
庭に飛び出しました。
その後なんとか鳥取の大学に合格。
同級生の中には関西圏の学生が多く、
家が半壊したり、毎日給水車に並ぶのが大変で
試験勉強どころではなかったり、
鳥取まで受験に来ることすらかなり大変だったと
聞かされました。
それから20年が経ち、
獣医師として働かせてもらっていて、
今朝、新聞を見ながら子供たちに、
高速道路が倒壊していたことや、
小学校の耐震工事などのきっかけになったこと、
もし地震が起こったらどうするかなどの
話ができている日常にただただ感謝。
[ テーマ: 病院 ]
2015年1月18日07:58:24
先日手術をした猫ちゃん。
飼い主様が帰宅すると、部屋中血だらけ・・・。
さらに尻尾の先らしきものが床に落ちていたそうです
しっぽのケガは比較的よくあることですが、
今回のように先端がずるむけ状態というのは
珍しいです・・・それにしても痛そう
しっぽのケガは軽症であれば、
舐めないように気を付けながら治療していきますが、
ある程度ひどいものは切除した方が良いと思ってます。
痛そうな写真でスミマセン
でも、毛が生えてくるとほとんど違和感はなくなります。
しっぽのケガはけんかによる咬傷か、
自分で噛んだり舐めたりしてしまう自咬傷、
ドアで挟んでしまう外傷がほとんどです。
どこでどうなってこうなってしまったんでしょうか
[ テーマ: 日記 ]
2015年1月22日20:01:35
2週間ほど前、朝診察時間が始まる頃に、
突然男性の方が訪ねてきてくれました。
サンポート高松トライアスロンで、
こども達と一緒にゴールした時の写真が、
新聞の賞を受賞したので、
掲載しても良いかを確認しに来てくれました。
大きな額に入れたものもプレゼントしていただき、
突然の事で、めちゃくちゃ嬉しかったです。
ずっとリビングに飾らせてもらってます。
『家族でゴール』というタイトルで、
今日の読売新聞に掲載されていました。
初めて読売新聞をコンビニで購入しました。
本当に良い記念になりました。
[ テーマ: 病院 ]
2015年1月26日18:44:11
年末年始の歯石除去キャンペーンも
今月末で終了します。
今回のキャンペーン期間中に
40頭以上の歯石除去を行いました。
ほとんどの歯の抜歯が
必要なほど酷い状態の子から、
毎年キャンペーンを
利用してくれている子まで様々です。
キャンペーン開始の頃は、
1か月に数件しか予約が入らず、
『案内はがき代が回収できたかなぁ』と
奥さんと話していました。
40頭は決して多い数ではないのですが、
当然他の一般手術も行うため、
当院の規模だと、50頭くらいが限界かなぁと思ってます。
今月も残すところあと5日。
あと1頭くらいは予約を入れれそうなので、
やっぱり一度歯をきれいにしてみようかなぁと
お考えの飼い主様はご連絡ください。
[ テーマ: 病院 ]
2015年1月28日15:23:00
産休中の山本さんから出産祝いの内祝いが届きました。
シャカシャカ音がするんで、なんだろう?と開けてみると、
可愛い写真が・・・
山本さんにそっくり!!!
出生時の体重と同じ重さのお米でした。
なぜか一番興味を持っていたのが小3の娘で、
何度も抱っこしては『赤ちゃんって軽い~』と大喜び。
弟達が生まれた時はまだ小っちゃかったから、
あまり記憶がないみたいですが、
やっぱり女の子の方が興味を示しますね。
お米はとっておきの時に大切にいただきたいと思います。
[ テーマ: 病気 ]
2015年1月30日18:56:19
『大腸炎症性ポリープ』は血便やしぶりが主な症状で、
なぜかM.ダックスに多い病気です。
今回も8歳の雄犬のダックスで、
2か月前に血便で来院し、通常の下痢の治療には反応が無く、
直腸検査で異常を発見し、病理検査で診断はついていました。
この病気は、ステロイド剤や免疫抑制剤などの
内科治療に反応する可能性があるのですが、
残念ながら良い反応が得られなかったので、
今回は病変部分を『直腸プルスルー』という方法で、
切除することにしました。
直腸を肛門から丁寧に分離すると、
驚くほど引き抜くことができます
切開すると、予想よりも深部にまで病変が及んでいて、
結果的に10㎝以上の直腸を切除しました。
今まで排便の度に本当に痛くてしんどかったと思います。
今後も再発が心配ですし、お薬は継続していく必要もありますが、
なんとか楽になってくれることを願いたいですね。
[ テーマ: お知らせ ]
2015年1月31日19:15:45
2月1日(日)は臨時休診とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。
2月7日(土):午前診察を休診(午後の診察は通常通り)
2月15日(日):休診