[ テーマ: 日記 ]
2011年9月2日07:51:47
台風が近づいています。
予想進路によれば、明日の早朝には高松の真上を通過するようです。
だいぶ風が強くなっています。
昨日から新学期が始まったばかりの近所の小学生たちも、吹き飛ばされそうになりながら集団登校していました。 雨が止んでいたのでまだよかったですが・・・帰りが心配・・・
お散歩などは無理をしないようご注意ください!
[ テーマ: 日記 ]
2011年9月3日08:11:30
昨晩の雨風はすごかったですね。
病院が立っている地域は新川と春日川に挟まれていて、病院を建てる数年前にはかなりの被害が出たと聞いているので、大雨になるとやっぱり心配です。
昨晩は携帯にどんどん河川の状況や避難勧告を知らせる災害メールが届くので、睡眠を妨げられ、外は真っ暗でよく状況が分からず、ちょっと怖かったです。
朝になって風は強いですが、雨のピークは過ぎてくれたのでしょうか?
ノロノロ台風。予定よりもスピードが遅く、お昼頃、香川県を通過する予定。
まだまだ油断は禁物ですね。
増水した川の様子を見に行ったりしないように気を付けましょう。
[ テーマ: 病院 ]
2011年9月6日08:14:00
台風も過ぎ、今朝はさわやかな朝です。
涼しくて気持ちが良いですね。
もう少し残暑を感じる日々も続くかと思いますが、いよいよ季節は秋。
夏の暑過ぎる頃はお出かけを控えていた方も、犬を連れてお出かけする機会が増えてくると思います。
そこで注意していただきたいのがマダニです。
秋はマダニが最も付きやすい季節と言われています。
そして最も怖いのがバベシア症という感染症を媒介することです。
四国はバベシア症が非常に多い地域です。
バベシア症は死に至る危険性もある恐ろしい病気です。
僕は現在、この地域で最も怖い感染症がバベシア症だと感じています。
予防手段としては、
ノミ・ダニ予防薬を定期的に投与することと、
不用意に草むらに入れないこと、
散歩の後にはブラッシングなどをしながら毛に付着した虫をチェックすること
などがありますが、マダニから犬を100%守る方法はありません。
(まったく外に出さなければ別ですが・・・)
とは言え病気を怖がり過ぎず、できる予防をしっかりとしてあげながら、動物とのお出かけを楽しんでください!
[ テーマ: 日記 ]
2011年9月8日22:02:23
今日は術前検査の日でした。
胸部Ⅹ線検査、尿検査、血液生化学検査、心電図の検査。
結果は異常なしで予定通り21日に手術していただけることとなりました。
4月にケガをしてからもう5カ月以上・・・たまたまサッカー日本代表の本田選手も同じケガ・・・彼ほどの身体能力を持ってしても全治3カ月。
僕ごときの体力だとどれくらい時間が必要なのかは分かりませんが、今は不安よりも、いつかまた運動できるようになることへの期待しかありません。
ちなみに先生から『早めの退院を希望ですね?』と聞かれ、『できるだけ・・・』とお願いしておきましたが、実際どれくらいの入院期間になるか今は分かりません。
皆様には本当のご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。
[ テーマ: 日記 ]
2011年9月10日21:29:00
昨晩家に帰るとテーブルの上に1枚の賞状。
娘が保育所から持って帰ったもので、どういう絵かは分からないのですが、とりあえず絵が入選したらしい。
『すごい!』と喜んでいると・・・
奥さんが『たぶん、入選はみんな貰えるらしい・・・』とのこと。
なにはともあれ、人生初の賞状です。
人生初と言えば、明日年少さんの息子が初めて保育所の友達のお家に遊びに行く事になっているらしいのです。
そう言えば、少し前から『○○くんちにとまりにいきたい』と言っていたような・・・
ということで、お母さんで相談し、とりあえず一人で遊びに来させましょうとのことになったようです。(お家までは奥さんが車で送っていくようです)
明日は実家や保育所じゃない場所に一人でお出かけ。
相手のお宅にご迷惑をおかけしなければいいのですが・・・
・脱いだ靴を揃えること
・テーブルに足を乗せないこと
この二つの約束が守れるでしょうか?
[ テーマ: 日記 ]
2011年9月12日22:23:06
今日は時間のかかる手術もあり、ちょっと疲れました。
家に戻ると子供たちがお月さんの話をしていて、寝る前にお月見をしていました。
今日は本当にきれいな満月だなぁと思っていると、今日は『中秋の名月』・・・全然知りませんでした。
中秋の名月だから満月とは限らないようで、満月を迎えるのは5、6年ぶりだそうです。
日中はまだまだ残暑厳しい日が続きますが、季節は一歩づつ秋ですね。
[ テーマ: 病院 ]
2011年9月16日21:30:06
来週からしばらく手術を受け入れることができないことも関係しているのかもしれませんが、今週は当院としては手術の多い日が続いています。
そのうち2件は乳腺腫瘍の摘出手術。
ひとつは以前他院で手術をしたときは良性の乳腺腫瘍でしたが、数年前当院を受診してくれた時には別の乳腺に小さなしこりがありました。
当時から手術を勧めていましたが、飼い主様が悩んでいるうちにこの数か月で一気に数も増え、大きくなりはじめてしまいました。
もうひとつは去年手術をしたときに悪性の乳腺癌と診断されていて、今回で3回目の手術。
乳腺腫瘍は若い時に避妊手術をしておくことで避けることが可能な病気です。
もちろん避妊手術をしなければ必ずなる病気ではありませんが、犬では最も多い腫瘍疾患のひとつです。
手術はかわいそうだと思う飼い主様の気持ちは当然だと思います。
また10歳を超えると麻酔をかけることができないと思っている飼い主様もいらっしゃいます。
高齢であることは一つのリスク要因ではありますが、動物の状態と予想される手術侵襲と手術効果を考え、手術すべきかどうかを考えるようにしています。
今回自分が手術を受けるにあたり、病院から渡される書類の多さ(同意書や問診票など)に驚きつつ、動物病院での手術に対する説明の在り方などについて、あらためて考えることの多い今日この頃です。
[ テーマ: 病気 ]
2011年9月18日20:57:58
今朝は早朝6時から病院猫のねむ君から採血し、入院の猫に輸血。
この猫はヘモプラズマ症という感染症により重度の貧血を起こしていました。
この病原体が赤血球に寄生すると、赤血球が破壊され溶血が起こります。
来院時のPCV(血液の濃度)が5%・・・超貧血です・・・それなりに歩くこともできていることに驚きでした。
輸血により元気を取り戻し、自分でフードも食べてくれるようになったのでとりあえず一安心ですが、実はこの猫ちゃんは再発症例です。
(犬のバベシア症と同じで一度感染すると完全に除去することができないとされています。)
以前にも同じ症状で来院され、その時は輸血直前に心肺停止寸前の非常に危険な状態に陥いったものの、なんとか奇跡的に回復してくれました。
ただ残念ながら元気になると来院も途絶えてしまい、投薬も中途半端な状態で終わってしまっていたところの再発・・・説明の仕方が不十分なのが原因なのでしょうか?どうしても動物の場合は病気の重さをご理解していただくことが難しいと感じることが多々あります。
[ テーマ: お知らせ ]
2011年9月19日19:18:46
明日の午後診察から入院の為、院長不在となります。
明後日の手術が終わればいつごろ退院可能かがおおよそ分かると思います。
日頃当院をかかりつけの動物病院としていただいている飼い主様・動物たちには本当にご迷惑おかけします。
申し訳ありません。
ご理解よろしくお願いします。