そういえばたまに読んだ本を紹介していたことを思い出し、久しぶりの本の紹介。
耳と目の両方が不自由な『全盲ろう』福島智さんの昔からのエッセイをまとめた本。
東大教授という肩書きもすごいですが、なによりもユーモアあふれる明るい性格と行動力に驚かされます。
日頃自分が感じる悩みがあまりにも小さく、恥ずかしくさえ感じます。
この本の中で福島さんが旅行先で一人乗馬に挑戦にしたり、子牛との触れ合いの場面が紹介されています。
アニマルセラピーにも通じることですが、光と音の無い世界で生きる福島さんにとって動物達から感じ取る生命は印象的だったようです。