[ テーマ: 病気 ]
2013年10月4日07:52:55
今回は猫のチェリーアイの症例。
チェリーアイは第3眼瞼(瞬膜)という膜にある
瞬膜腺が反転して出てきた状態です。
ただ、猫では犬に比べると珍しい気がします。
今回の猫は麻酔をかけると瞬膜の軟骨が
変形していました。
この場合は通常の整復法だと再脱出を繰り返すので、
変形した軟骨部分を摘出しました。
チェリーアイも点眼麻酔で簡単に整復できるものから、
埋没縫合の手術を必要とするもの、
今回のように軟骨の変形を伴うものと色々あります。
以前数年間放置されてしまい、
摘出した症例も経験があります。
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