[ テーマ: 病院 ]
2014年3月10日21:10:09
長期にわたる病気の治療や介護の結果、
動物が亡くなった時にかけさせてもらう言葉が、
『お疲れ様でした』です。
他になかなか気の利いた言葉が出てきません。
亡くなってしまうことは悲しいことですが、
心から幸せだっただろうなぁと思うので、
自然と笑顔が出てしまうこともあります。
今日もそんな飼い主様のお一人が、
わざわざ報告にきてくれました。
まだ開院当初、最初は皮膚の治療が上手く行かずに
転院してこられ、悪性腫瘍が見つかり、断脚手術をし、
徐々に認知症の症状がひどくなり、
夜泣きがひどい時は家族で交代しながら世話をし、
時には24時間スーパーの駐車場で朝まで付き添い、
何度か安楽死を家族で検討し、
それからも予想をはるかに超えて長生きしてくれました。
飼い主様は目に涙を浮かべながらも、
素敵な笑顔でした。
本当にお疲れ様でした!
この記事へのコメント (2)
高橋記子 2014年3月11日 15:46:19
院長 2014年3月12日 07:37:59