[ テーマ: 病院 ]
2014年3月13日08:16:00
昨日はお昼の休憩時間に療法食の院内セミナー。
テーマは『消化器疾患』
食餌の吸収から、下痢・便秘のしくみなど
基本的なことを復習できる良い機会でした。
今年もっとも食餌の効果を感じた患者さんは
巨大結腸症の猫ちゃんでした。
自力排便が困難なため、何年もの間、
浣腸処置が必要でした。
それが『消化器サポート(可溶性繊維)』に代えた途端、
自力排便が可能になりました。
療法食は高価な食餌ですし、
期待通りの成果が出ないこともありますが、
消化器症状の場合は
比較的早くその効果を確認できるので、
症状に合わせたフードに代えてみる価値はあると思います。
是非ご相談ください!
ただし、最近は一部ペットショップさんに
療法食のフードが流れてしまっていて、
飼い主様が自由に購入できてしまっています。
動物病院よりも安かったり、
購入しやすいメリットはあるかと思いますが、
本来獣医師の指導をもとに与えるフードです。
消化器用のフードも使い方を間違えると、
逆に症状を悪化させますので、注意してください!
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