[ テーマ: 日記 ]
2014年6月17日10:36:00
日曜日午後に『介助犬を見て!知ろう!』という講演会が、
香川県立ミュージアムで開催されました。
サッカー日本代表の結果に意気消沈しながら出席。
日本では認定を受けた介助犬はまだ66頭しかおらず、
香川県には1頭もいないのであまりなじみがないですが、
介助犬とは手足に障害のある方の日常の生活動作を
サポートするワンちゃんで、物を拾ったり、取ってきたり、
ベッドから起き上がる補助などができます。
最も大切な役割は緊急時の連絡を手助けできるという事です。
冷蔵庫からペットボトルのお水を取ってくるところです。
メチャクチャ賢いです。
ちなみにこの子たちは遊びの延長としてすごく楽しそうに仕事をし、
褒められると本当に嬉しそうです。
盲導犬・聴導犬・介助犬を『補助犬』と言いますが、
正直僕は将来的にはロボット技術が発達すると、
補助犬の役割が無くなるのではないかと考えていました。
今回の講演会を聞いて、補助犬を必要とする方は
誰かの助けが無ければなかなか外出もできないことから、
活動しなくなることでさらに症状も悪化するケースが多いそうです。
補助犬がいることで、活動の場が広がるだけでなく、
『補助犬も自分を必要としてくれている』という責任感が
その人を強くするということでした。
また日本人の異常なほどの清潔感が仇となって、
欧米にくらべると認定基準も非常に厳しく、
一般の施設・交通機関に補助犬であれば
同伴しての立ち入りができると定められた
『身体障害者補助犬法』が施行された今でも、
なかなか理解が広がっていないようです。
2020年には東京オリンピックと同時に
パラリンピックが開催されます。
世界中から補助犬が日本にやってくることが予想されます。
本当の意味での『おもてなし』ができるかどうか、
出来るだけ多くの人に補助犬のことを理解してもらうことが必要ですね。
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