[ テーマ: 病院 ]
2017年1月30日18:40:22
数日前に17歳と3カ月で亡くなった猫の飼い主様が
今朝わざわざ挨拶に来てくれました。
『巨大結腸症』という病気で初めて来院したのが
ちょうど10年前でした。
この病気は自力の排便が困難になり、
結腸に大便が過剰に溜まってしまいます。
ですから、長期間定期的に浣腸の為の通院が必要でした。
しばらくの間は、効果的なフードのおかげで
自力排便が可能になりましたが、
老猫に多い甲状腺機能亢進症や腎臓病も患い
再び皮下点滴や浣腸処置の通院が始まりました。
おそらく当院の患者さんの中で、
もっとも多く来院した猫ちゃんだと思います。
僕も奥さんもスタッフそれぞれに
たくさんの思い出がありすぎて、
なんとも寂しくなりますが、
いつもありきたりな事しか言えませんが、
いつも通り『お疲れさまでした』
とお声かけをさせていただきました。
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