[ テーマ: 病院 ]
2017年2月27日21:13:36
動物に全身麻酔をかけることが不安に感じる
飼い主様はたくさんいらっしゃると思いますが、
当院では1日に2・3件の麻酔処置を行っています。
今日は予定していた3件に加え、
眼球突出に対する緊急処置、
輸血の為の供血猫への麻酔、
角膜潰瘍を伴なう瞬膜の腫瘤切除、
胃内異物の内視鏡と盛りだくさんの1日でした。
中でもラッキーだったのは、去勢手術のワンちゃんで、
数日前に太い紐を飲み込んだかもしれないということで、
麻酔をかけたついでに胃内を内視鏡で調べてみると、
やっぱり紐があったので、無事摘出できました。
ひも状異物は小腸に絡まると大変なので、
大事に至る前に摘出できて良かったです。
高齢犬や心疾患などの基礎疾患がある場合は、
麻酔のリスクは高くなりますが、
中には年齢だけを理由に麻酔をかけてもらえずに、
歯の処置や皮膚のできものを放置され、
ひどくなってから相談に来院されるケースが増えています。
そのような場合は一度ご相談していただければと思います。
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