[ テーマ: 病気 ]
2017年7月31日09:49:00
昨日は2日前から頻回の嘔吐をしている
わんちゃんの診察からスタート。
飼い主様は心当たりがないとのことでしたが、
異物摂取の可能性を一番に考えつつ検査をすると、
胃の中がパンパンな状態・・。
状態も良く無かったため、緊急手術となりました。
開腹するとカチカチの胃が現れました
タオルのようなものを疑っていましたが、
予想外の硬さと胃の大きさに少し動揺・・・
恐る恐る胃を切開・・・
硬く変性したウレタンスポンジのような・・・?
ただ異物が大きすぎて、胃から出てこないし、
強く触れると崩れてしまう、厄介なものでした
体重8kgのわんちゃんの胃に入っていたとは
思えないほどの大きさです。
胃の粘膜もひどくダメージを受けていたため、
順調に回復するかどうか心配でしたが、
今朝には食餌も取れ、取りあえず回復傾向で一安心。
本当にお腹が痛くてしんどかったと思います。
異物摘出の手術は決して珍しくはないのですが、
記憶に残る手術となりました。
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