[ テーマ: 本 ]
2008年12月2日23:00:00
1987年以降、最も流行が早かった昨シーズンに次ぐペースで、今年のインフルエンザの患者数が急増しているそうです。
皆さんインフルエンザワクチンはもう接種しましたか?
ワクチンは感染を100%防ぐものではありませんが、感染後の症状の悪化を防ぐ効果はあります。
僕が小さい頃は、学校で皆注射してもらっていたのに、気がつくと無くなっていました。
1994年に予防接種法が改正され、中止されたようです。
きっかけはワクチンの効果について否定的な説を唱える人たちの意見が尊重されたためですが、結果として日本国内のインフルエンザ感染者は増加し、乳幼児やお年寄りを中心に死亡者数も増加してしまったようです。
近年ではインフルエンザ治療薬のタミフルの副作用や新型インフルエンザの恐怖ばかりを報道するなど、 皆の不安をあおるような報道が目に付きますが、そもそもインフルエンザってどんなものかを知るのにお勧めの本があります。
河岡先生の『インフルエンザ危機』という本です。
1年位前かもしれませんが、TV番組『情熱大陸』でも紹介された先生なのでご存知の方も多いかもしれません。
ウイルス研究において世界を代表する研究者である獣医師です。
最も身近で最も怖い感染症でもあるインフルエンザについて、ウイルス研究事情も含め、分かりやすく書かれていますので、興味のある方は是非1度読んでみてください。
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