[ テーマ: 日記 ]
2009年2月15日21:07:53
今朝の四国新聞に穴吹動物看護カレッジの学生さんによる『動物介在活動』の記事が載っていました。
『動物介在活動』は、専門家の指導のもとでの医療行為であるアニマルセラピー(動物介在療法)とは異なり、動物と人が触れ合うことで、心身の状態の向上を図る活動だそうです。
素敵な活動だと思います。
施設を利用されている高齢者の方々が、この活動によって少しでも元気になっていただくことも素敵ですし、これから社会に出ていく専門学校の学生さんがこのような活動を通じて、違う世代の方々とのコミュニケーションを学ぶ場になることでも大きな意味があると思います。
僕自身もそうでしたが、動物に関わる仕事を希望する人になぜその仕事に就きたいかというと動物が好きだからという答えが返ってきます。
もちろん動物が嫌いな人には動物に関わる仕事は無理だと思いますが、中に人付き合いが苦手だからという人がいます。
動物病院の仕事はもちろんですが、おそらく動物に関わるすべての仕事おいて、動物が好きである以上に動物を介していかに人と上手くコミュニケーションがとれるかが大切だと思います。
人と人がコミュニケーションをとる場合にも動物は大きな力を発揮してくれます。たとえば、アメリカの大統領などはよく犬と一緒にインタビューに答えますが、相手に与える印象をやさしくさせたり、話しかけやすくなるなどの効果があることも分かっています。
これからこういった活動が医療や福祉、教育の場面などに広がっていくことで、より動物と人間の関係が深くなると良いですね。
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