[ テーマ: 日記 ]
2009年2月25日20:51:59
今朝のニュースで『平成20年度全国犬猫飼育率調査結果』が発表されていました。
ペットフードメーカーなどで組織するペットフード工業会が行った調査結果だそうです。
飼育世帯数から推計した飼育数は犬1310万、猫1373万匹で、去年より130万匹増加し、犬よりも猫の増加傾向が強いとのことです。
動物でも高齢化が進んでいて7歳以上の割合が50%にも及ぶそうです。
数年前に犬猫の飼育数が15歳未満の子供の数を上回ったとも言われていて、今後動物の価値というものがより高くなっていくことは容易に予想されます。
ただ動物が増えればいいかといえばそうではないと思います。
飼育動物が増えるのと同時に毎年殺処分されていく動物たちも増えていることも忘れてはいけないと思います。
ただかわいいからといって安易に飼い始めて、臭い・うるさいからという理由で処分されていく動物たちもいれば、あまりにも過保護に育てられて、本来の動物らしさを失っているような動物たちもいます。
最近はどのニュースを見てもあまり良いことがありませんね。
動物を飼育するのには当然費用もかかりますし、労力も掛かります。部屋も汚れやすくなります。臭いもします。心配事も増えます。
ただそれらを差し引いても動物たちから与えられる幸せというのはかけがえのないものがあると思います。
これからもできるだけ多くの飼主様がより安心して動物と暮らしていけるように獣医療を通じてお手伝いができればと思います。
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