[ テーマ: 日記 ]
2009年3月29日21:30:44
先日15歳のラブラドールが自宅で亡くなりました。
数年前当院に受診しはじめた頃から後ろ足の力は弱くなっていたのですが、昨年とうとう後ろ足が立たなくなってしまい、その後は本当に飼い主様が献身的な介護を続けてくれていました。
その間何度か往診させてもらっていましたが、亡くなる前日に往診に行ったときには『よくここまで介護し続けたものだ』と飼い主様に頭が下がる思いでいっぱいになりました。
大型犬の介護は精神的にも体力的にも大変だと思います。
『大したことないですよ』とおっしゃっていた飼い主様の言葉が印象的でした。
獣医師としてもっとなにか協力できたのではないかという思いもあります。
近年獣医療においても理学療法などの勉強会も増えています。
そういう知識も深めていかなければいけないと反省しました。
これからますます動物も高齢化が進むと思いますし、同時に飼い主様がご高齢の場合もあります。
今後は検査をしてお薬で治療するだけではなく、こういう面でのサポートもしていければと思います。
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