[ テーマ: 日記 ]
2009年11月23日22:03:29
今日は天気も良く、『こどもの国』で子供たちと自転車に乗ったり、外でご飯を食べると本当に気持ち良かったです。
ただここのところ大分寒い日が続いています。
そして例年寒くなってくると多くなるのがおしっこの問題です。
今日は休診日でしたが、おしっこが出なくなったという猫の診察が数件ありました。
飼い主様がおしっこが出ていないのでは?と思ったとき、実際の状態は大きく2つに分かれます。
1つは尿道がつまってしまい本当におしっこが出せない尿閉状態。
尿道が細いオスに多く、この状態が続くと数日で亡くなってしまう危険が出てくるため、早急に閉塞を解除してあげなければいけません。
2つ目はおしっこがつまって出ていないのではなく、おしっこをしっかり溜めることができずに頻尿になっている場合。
おもに膀胱炎の症状で、すぐに命にかかわるという状況ではありませんが、オスの場合は尿閉になるリスクもあるので注意が必要です。
今日も1件は完全な尿閉状態だったので麻酔下で尿道カテーテルを通してしばらく入院治療となりました。
何度もトイレに行ったり、一回のおしっこの量が少なくなるというのが初期症状なので、少しトイレの様子に注意してあげてください。
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