[ テーマ: 病院 ]
2009年11月30日22:21:00
早いものでもう11月も終わり。
今日は昼に妊娠している柴犬の避妊手術、夜にモルモットの帝王切開がありました。
モルモットの帝王切開は初めての経験だったので緊張しました。
まず予定日すら正確に分からない状況だったので、この数週間は自然に出産してくれることを期待しつつ、生れなければどの段階で手術するべきか決断することが難しかったのですが、今日の検査でお腹の赤ちゃんは元気だけど大きすぎて出産不可能と判断。
飼主様と相談して、お母さんを助けることを優先し、帝王切開を行いました。
モルモットはげっ歯類のなかでは赤ちゃんがお母さんのお腹の中でかなりしっかりとした状態まで成長してから生れてくる為、今回摘出した赤ちゃんも驚くほど大きく元気なのですが、帝王切開の場合、お母さんが世話をしないケースが多いらしく、無事大きくなるのは珍しいとのこと。
このことは事前に飼主様にも説明したものの、普段経験している犬猫の赤ちゃんに比べものすごくしっかりしている赤ちゃんを目の前にすると何とか育って欲しいと願うばかりです。
お母さんも手術前後で体重が約40%も減少している為まだまだ安心とはいえないのですが、何とか元気に子育てをしてもらいたいものです。
今回のように同じような内容の手術が連日続くケースは珍しくないのですが、よくよく考えると不思議なものです。
この記事へのコメント (2)
ジャックラッセル.... 2009年12月1日 14:48:33
院長 2009年12月1日 21:22:09