[ テーマ: 病院 ]
2008年8月27日15:00:00
昨晩今月発売された猫エイズウイルス(FIV)ワクチンの勉強会に出席しました。
FIV感染症は現在有効な治療法は無く、国内の猫の約10%が感染しているとのデータもあります。
問題点としては、初年度は2-3週間隔で計3回も接種しなければいけないこと、予防効果が70%しかないこと(ただし実験データの数値で自然界における感染についてはもっと高い予防効果が期待できるとのことです)などがあります。
しかし同居猫がエイズウイルスに感染している場合や、どうしても外の出てしまい喧嘩をしてしまう可能性がある場合などは、感染を予防する上で非常に強い武器になるのも確かです。
今回のワクチンは供給量が少なく欠品状態となっています。
安定的に供給されるのは年明けになるそうです。
ですから、現在まだ当院にはありませんが、興味のある方はいつでもお問い合わせください。