[ テーマ: 日記 ]
2008年11月10日22:41:00
皆さんインフォームドコンセント(Informed Consent)という言葉はご存知でしょうか?
直訳だと『事前に(正しい情報を)知らされた上での合意』となります。
日本では主に医療行為において、医師が患者に対して、治療内容やリスクや予後などについての正確な情報を提示し、患者ができるだけ理解し、合意をした上で治療を行うという意味で使用されます。
はすい動物病院でもできるだけインフォームドコンセントを徹底するよう意識して、日ごろの診察を行っていますが、今日は高松赤十字病院でインフォームドコンセントを受ける機会がありました。
僕自身は20代に2度骨折の手術・入院を経験していて、その時の医師の術前説明の少なさや、術後の治療の際にもほとんどきちんとした説明を受けなかったので、実際の医師の説明はその程度だと思い込んでいました。
しかし、今日の医師の説明は丁寧で分かりやすく、心強く感じることもできて非常に良かったです。
獣医療の場合は当事者が動物であるため、ある意味医療よりもインフォームドコンセントが重要なケースが多々あります。
今日の経験を今後の自分自身の診療に活かしていきたいと思います。