[ テーマ: 病院 ]
2010年4月12日23:08:14
日々多くの動物たちが手術や入院治療後に退院していきますが、今日退院したゴールデンレトリバーは久しぶりにほっと一安心の患者さんでした。
病気自体は子宮蓄膿症で動物病院では比較的多くみられる病気で珍しいものではありません。
しかし去年の秋にバベシア症の治療で再発を繰り返したことと、子宮蓄膿症で見られる症状や血液の異常がまったく見られませんでした。
そのため超音波検査による診断が遅れてしまったため手術も遅れてしまい大反省。
術後の容態が非常に悪く、先週末は寝不足の日々でしたが、今日はとてもうれしい退院でした。
ただ良いことばかりではありません。
今日は頭部大きな腫瘍ができてしまった老齢猫の手術がありました。
術前から相当困難なことは予想できましたが、大量出血のリスクが高かった為、撤退せざるを得ませんでした。
明日の退院は飼い主様にとってもきっと残念な退院となってしまうかもしれません。