[ テーマ: 病気 ]
2018年3月7日18:23:00
『・・・を食べたけど、大丈夫でしょうか?』
という異物摂取の相談はしょっちゅうあります
一昨日の夜にも『画びょうを食べたかも?』
との問い合わせがありました。
画びょう・・・て懐かしい響きだなぁと思いつつ、
『慌てなくても良いので、明日レントゲンを撮りましょう。』
ということになって、
翌日レントゲンを撮ってみると・・・
よりによって体重約2kgの小さなチワワ。
『画びょうってこんなに大きかったっけ・・・?』
と思ってしまうほど、
画びょうが大きく見えてしまいます・・・。
内視鏡も考えましたが、犬が小さいことや、
胃内に他の内容物もあるので、
今回は胃切開をすることにしました。
小さな胃を開けてみると、画びょう以外にも
色んなものが出てきました。
胃切開は飼い主様が想像するよりも、
わんちゃんの回復は早いもので、
今回も今日の午後からは少量づつですが、
与えたご飯も元気に食べてくれて一安心。
今や日本は超小型犬時代といったかんじで、
小さいワンちゃんが増えました。
骨格が小さいと、当然胃は小さく、腸も細くなります。
腸が細いと腸閉塞のリスクも高くなりますし、
飼い主様のお薬の誤飲などによる中毒のリスクも
高くなります。
くれぐれもお気を付けください!