[ テーマ: 病院 ]
2009年12月7日22:05:58
本日脾臓の摘出術を行ったシーズーに出来ていた脾臓の腫瘤です。
先日定期的に悪化する耳の治療の為に来院した際にお腹を触ることで異常に気づきました。
飼主様はあまりにいつもと様子が変わらないだけにショックも大きかったと思います。
ただ脾臓の腫瘤は大きいから悪いものとは言えません。
院内の検査では少し気になる細胞が出ていますが、病理組織検査の結果が悪くないことを祈るのみです。
いつもと同じ症状で受診される患者さんの場合に、どうしてもそこだけを診て終わりにしてしまうことがあります。
あらためて話すことの出来ない動物を相手にしているだけに、全身をしっかり診察することの大切さを思い出させてくれました。