本日皮膚にできてしまった腫瘍を切除したワンちゃんの首輪に飼い主様が付けてくれていたお守り。
『脂肪のかたまりでもできたのかなぁ』という事で来院されたのですが、細胞を調べてみると肥満細胞腫という悪性腫瘍が強く疑われました。
肘の辺りにできていたので、病理組織検査の結果によって、抗がん剤や放射線治療、断脚の可能性もあることを説明したので、飼い主様もショックだったと思います。
手術の無事を祈る飼い主様の気持ちがこのお守りにいっぱい詰まっている気がして、いつも通りの手術を意識しつつも、いつもより気が引き締まる思いがしました。