[ テーマ: 病院 ]
2011年3月18日21:46:00
いつもは自分たちを癒してくれる存在であるはずの動物たちですが、今回の東北関東大震災のように被害があまりにも甚大で、今のように人間の生活もままならない状態に陥ると動物たちは重荷になるはずです。
もう少し復興が進みみんなの生活にゆとりが生れれば、きっと動物たちの存在が大きな癒しとなり、大きな喪失感を感じている方々の心を少しでも癒す存在になっていくと思います。
では日頃動物たちの防災について何が出来るのか?というとかなり難しい問題です。
『ペット』『防災』などで検索すると阪神大震災や三宅島の噴火などで被災した動物たちについての記事もありますので参考にしてください。
僕が大切だと思う事は、フード・水・ペットシーツ、新聞紙などの消耗品の備蓄や首輪・リード類の予備、それとしっかりとしたケージ(クレート)を用意しておくこと。
クレートは立派な避難場所になります。
ただ最も大切なことは、もしもの時にしばらく預かってもらえるような人間関係を築いておくことだと思います。
また飼い主様とはぐれてしまった時のためにネームプレートを装着したり、マイクロチップを利用することも有効だと思います。
実際に震災を経験された地域ではマイクロチップの普及率が高いそうです。
香川県ではほとんどの動物病院にマイクロチップリーダーがありますので、首輪が外れて失踪した動物たちでも、保護した方が動物病院に連れてきてくれれば飼い主様の特定が可能になります。
まだ自分たちの防災準備もろくにできていない僕が偉そうなことは言えませんが、皆さんぜひ一度考えてみてください。
今回の記事は飼い主様からのご要望をいただき僕なりの考えをまとめてみました。
掲載は控えさせていただきましたが、応援メールありがとうございました。