[ テーマ: 病気 ]
2019年5月17日10:11:00
一昨日の夜は診察終了後に
雄猫の尿路閉塞の処置がありました。
2年ぶりの再発で、飼い主様も早くに
気がついてくれていたので、
腎臓の数値も悪化しておらず、
尿道カテーテルも比較的簡単に
通すことが出来ました。
昨日は休診日でしたが、
朝イチでまた別の雄猫の尿道閉塞の処置。
閉塞をしてからしばらく時間が経っていたのか、
なかなかカテーテルが通らず苦労しましたが、
なんとか無事通すことが出来ました。
オシッコも真っ赤っかで、痛々しいです。
腎臓の数値もかなり悪化していて、
麻酔からの覚醒も時間がかかりましたが、
今朝には大分元気になって一安心です。
今回はどちらも多頭飼育の環境でした。
多頭飼育の場合はそれぞれの
おトイレの様子を確認することは
難しいかと思いますが、
特に雄猫は気をつけてあげてください。
話は変わりますが、
猫のオシッコが出ていないかも?という
時間外の電話は良くあります。
食欲の低下や嘔吐を伴う場合は、
急を要する状態ではあるのですが、
今回のような処置は人手や
その後のケアも必要となります。
その他の様々な症状で、
多くの時間外の電話を受けます。
時間外の対応については、
そのときの病院側の都合によって、
翌日まで様子を見てもらったり、
他の動物病院への受診を
お勧めさせていただくことも多くあります。
ご理解よろしくお願いします。