[ テーマ: 病気 ]
2013年2月1日08:00:05
昨日の四国新聞の一面に大きく掲載されていた記事に
驚かれた方も多いのではないでしょうか?
マダニ媒介性のウイルス疾患である『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』
が国内で初めて確認されたようです。
致死率が10%以上非常に怖い病気です。
数年前から中国・アメリカで報告があったようです。
犬の場合は『バベシア症』の発生が香川県は日本で一番多いという報告もあり、
残念ながら香川県民にとってマダニは身近な存在です。
マダニ媒介性の人の病気には『日本紅斑熱』や『ツツガムシ症』などは
以前から報告があり、死亡例もまれに報告があります。
知人のお父さんが『ツツガムシ症』になった際も、
なかなか診断がつかず苦労されたようです。
恐らくこのような疾患は日頃経験する機会が少ないため、
お医者さんも診断が難しいのだと思います。
例年よりも寒かった1月でも『犬にダニが付いてた!』と
お薬を取りに来られるケースもありました。
犬だけでなく飼い主様もお散歩などで山や河原に行く際はご注意ください!
ただし、マダニが媒介する病気ですので、普通の生活では
そうそう感染するものではないと思います。
心配し過ぎないようにしてください。