[ テーマ: 病気 ]
2009年7月17日15:52:31
ネギ類(タマネギ、ネギ、ニラ、にんにくなど)を食べさせてはいけないことはすでにご存知の飼主様が多いと思います。
その為夕飯の準備時の時間などに病院への問い合わせも多いです。
何故ネギ類を食べさせてはいけないかというと、ネギに含まれる成分が血液中の赤血球膜の酸化的障害を引き起こし、結果とし赤血球が壊れ(溶血といいます)、溶血性貧血が起こります。
この中毒はたくさん食べたから問題というよりは、犬や猫のネギ類に対する感受性が問題となります。
その為ほとんどのケースは問題ないのですが、まれにほんの少量口にしただけでも症状が現れることもあります。摂取後はとくに尿の色が濃くなったり、赤くなったりしていないか注意してください。
溶血がおこると成分が尿中に排泄され、尿の色が濃くなります。
問い合わせに多いのがハンバーグやサンドイッチなどですが、お味噌汁や牛丼の汁、焼肉のたれなども成分が溶け出ているので危険ですから注意してください。