[ テーマ: 日記 ]
2009年2月18日20:31:10
今週の健康新聞に「ジェネリック医薬品」の特集がありました。
ジェネリック医薬品という言葉は、ここ数年で皆様にもかなり浸透してきているのではないでしょうか。
薬の開発には莫大な費用と時間がかかります。そのため、最初に開発した製薬会社に一定期間その薬を独占して製造販売する権利が与えられます。
その期間が過ぎると他の製薬会社も同じ有効成分の薬を製造でき、一般的にその価格は先発医薬品に比べるとかなり割安になります。
意外に思われるかもしれませんが、動物病院で使用している薬の多くは人用の薬です。以前に比べ動物用の薬も増えていますが、現在国内で入手できる動物用の薬だけでは多様化する動物の病気には対応できません。
そこで、すこしでも治療費を安くするために当院でもジェネリック医薬品を使用しています。
お薬をお渡しする際、当院では必ず種類と目的を説明するよう徹底しています。
説明が分かりにくかったり、長く服用している場合など何の薬か忘れてしまうこともあると思います。
少しでも疑問に思うことがあれば遠慮せず声をかけてください。