[ テーマ: 日記 ]
2010年8月9日21:47:53
今夜は久しぶりの雨のおかげで涼しいですね。
僕はこういう夜に限ってすぐお腹を冷やしてしまいます。
皆さん夏風邪にご注意ください!
今日の午後、近々伏石町で動物病院を開業する先生がわざわざご挨拶に来てくれました。
同年代の先生なので、また一緒に勉強できたり、たまにはお酒を飲めたりするような関係になれれば嬉しいですね。
[ テーマ: 病気 ]
2010年8月8日20:56:00
明後日の『ビートたけしの家庭の医学』という番組で、犬や猫に咬まれたり、引っ掻かれることで感染する可能性のあるカプノサイトファーガ感染症が取り上げられるそうです。
番組内ではヒトが発症すると43%が死に至るといったかなりショッキングな内容になっているようです。
厚生省の報告によると、国内では2002年以降14人の方が重症化し、そのうち6人の方が亡くなったそうです。
過度に心配する必要はありませんが、日頃から動物との過度な接触は避けるべきですね。
たまに動物に咬まれのでどうすればよいでしょうか?と動物病院にお問い合わせいただきますが、すぐにお医者さんに診てもらってください。
[ テーマ: 病院 ]
2010年8月6日18:29:03
本日、株)日本全薬工業さんから当院でも取扱のあるフード『アイムス ベテリナリーフォーミュラ』の自主回収についてのお知らせがありました。
詳しくはこちらをご覧ください。 ユカヌバ(ファイルサイズ:73.3KB)
当院で出ているフードの種類は、皮膚アシストFP、パピープラス、腸管アシスト、減量アシストです。
該当するフードを与えている飼主様には当院より順次ご連絡させて頂きます。
サンプルをお渡ししている飼主様全てを把握することは難しい為、お手元に該当商品のサンプルをお持ちの飼主様は当院にご連絡ください。
原因は品質基準を満たさない製品が出荷された可能性があるとのことで、現状詳しいことはまだ説明が無いので分かりませんが、病院フードを与えている飼い主様は一度確認してください。
[ テーマ: 病院 ]
2010年8月4日14:49:33
ここのところ血液関係の病気が続きます。
今日の患者さんは出血を止める働きのある血小板が減少する病気。
正確な原因は不明ですが免疫介在性血小板減少症(IMT)と考えられます。
以前からあった歯肉部分の小さなしこりから出血とのことでしたが、よくみると色々な所に内出血のようなものを確認。
血液検査の結果血小板の数がほとんどない状態。
このときはまだ状態は悪くなかったのでステロイド剤の内服治療を開始したのですが、すぐに消化管出血がひどくなり重度の貧血で危険な状態で再来院。
今回はさすがに輸血が必要。
輸血によって血小板と赤血球を一時的に補充し、なんとか出血が止まりお薬による免疫抑制が成功することに期待です。
[ テーマ: 日記 ]
2010年8月3日22:49:35
8月を迎え暑さも本番ですね。
この時間(PM11時前)になっても気温はまだ30度を超えています。
という事で夜の散歩であっても動物にとってはけっこうしんどいこともありますので、あまり走らせすぎないようご注意ください!
今夜も寝苦しい夜になりそうです。
[ テーマ: 日記 ]
2010年7月31日21:14:01
以前に比べ診察時に自宅での症状をデジカメの画像や動画で見せて頂く機会が増えました。
咳や発作を疑うような症状、なかでもチワワに多い逆くしゃみなどの場合は本当に役に立ちます。
そんな中、先日iPadで画像を見せて頂きました。
画面が大きくて見やすく本当にキレイでした。
大して使いこなせないのは分かりつつ、欲しくなってしまいました。
便利な世の中になったものです・・・
[ テーマ: 日記 ]
2010年7月29日21:57:37
今日は子供たちのスイミング無料体験に付き添い。
夏休みのせいかあまりに多くの子供たちがいて驚きました。
スイミングは子供の習い事ではやはり人気なんでしょうか?
我が家の子供たちは赤ん坊のころから水を怖がることが無く、お風呂や最近良く出かける空港公園でも潜ったり、なんとか泳ごうと必死な姿がまるでイモリ。
初めてのプールが嬉しかったらしく、明日も来たい!と喜んでいたので、健康にも良さそうだし、とりあえず入会を検討中です。
[ テーマ: 病気 ]
2010年7月27日15:23:17
久しぶりに病気のお話です。
この猛暑続きで熱中症の患者さんが急増し、多くの方がお亡くなりになっているとのニュースが連日報道されていますが、恐らくこの同じ期間中に熱中症で命を落とした犬の頭数は比較にならないほど多いのではないかと思います。
それなりに自由にお部屋の中を移動できるからなのか、僕は猫の熱中症は経験したことがないので、やはり犬が非常に心配です。
先週入院していた患者さんはカミナリに驚いてケージ内で暴れた後に動けなくなってしまったとのことで来院。
来院時には体温は40度ちょっととそれ程高いわけではありませんでしたが、眼球結膜や口唇部には出血徴候も認め、かなり危険な状態。
翌日には肝酵素もはね上がり、急性の腎障害まで併発。血小板数も減少。
飼主様にも亡くなるリスクについて説明しなくてはなりませんでしたが、幸いなことに入院4日目から改善し、元気に退院することが出来ました。
今回の原因は恐らくカミナリに驚き暴れた為、軽い熱中症の状態になり、DICもしくはPre-DICに陥ったものと考えられます。
ちなみに熱中症におけるDICの発生率約50%との報告もあります。
DICは腫瘍疾患、免疫疾患、感染・炎症、手術などでも引き起こされる可能性があり、まず体内の血液を止める働きをする経路が過剰に働き出します。
そうすることで、血管内に血液の塊である血栓が大量に作られ臓器障害を引き起こしたり、また血栓を溶かす働きをする経路も過剰に働き出すことで、逆に血液が止まりにくくなってしまいます。
DICに陥ると死に至る可能性が非常に高くなります。
治療は原因にもよりますが、ステロイドや低分子ヘパリンによる抗血栓療法、輸血など。
DICには気をつけましょう!とはさすがに飼主様には言えませんが、やはりこの時期熱中症にはお気をつけください!
[ テーマ: 日記 ]
2010年7月26日22:03:25
昨晩ささやかなお祝いをしました。
今年のケーキはプーさんでした。
毎年どの子の誕生日もそうですが、元気に無事この日を迎えることができたことにただただ感謝です。
今日は『土用の丑の日』。
連日の猛暑続きでちょっと夏バテ気味。
今日はしっかり鰻を食べ、しっかり寝たいと思います。
[ テーマ: 日記 ]
2010年7月23日15:21:07
今日は大暑(たいしょ)。
まさに字のごとく今日も猛暑日。
ジメジメしているよりは夏らしくて気持ちよいのですが、この数日嘔吐下痢の患者さんが増えています。
良くお話を聞くと、食欲が落ちているのでお肉などフード以外の美味しいものを与えた後に悪化しているケースが目立ちます。
さすがにこの暑さが続くと動物たちも夏バテしてしまうかもしれませんし、お腹も弱っているかもしれません。
食欲が落ちているときは、ドライフードに少量の缶詰をあえるように混ぜて、少しレンジでチンしてあげると美味しくなります。
お肉などの与えすぎにはご注意ください!