[ テーマ: 病院 ]
2009年9月18日23:18:00
先日製薬会社さんが持ってきてくれたマダニ予防啓蒙用ポスターとリーフレットです。
動物病院のポスターの割にはちょっと怖そうなデザインでインパクト大。
当院でもマダニが媒介するバベシア症が先週もあったところです。
幸いバベシアに罹患した犬は治療に対する反応も良く今は元気にしてくれていますが、なかには亡くなってしまうこともある怖い病気です。
意外に思われるかもしれませんが、これからの季節がマダニが最も危険な季節になりますので、散歩の後には体にマダニが付いていないか良くチェックしてあげてください。
[ テーマ: 日記 ]
2009年9月17日21:37:41
今日は休診日。
いつもなら子供とゆっくり過ごすのですが、保育所では運動会の予行演習ということで、子供たちは保育所にお願いし、珍しく子供のいない休日。
ということで、奥さんとのんびり『アガペ』さんでランチ。
僕たち夫婦には濃い味でしたが、雰囲気も良い洋食屋さんでおいしかったです。
夕方には僕が保育所にお迎えに行き、そのまま夕飯まで公園へ。
早朝と夜には退院やお預かりなど病院の仕事もありましたが、ゆっくりできた休日でした。
[ テーマ: 日記 ]
2009年9月16日23:02:13
ここのところ世の中は政治関連のニュースで持ち切りといった感じですが、いよいよ新しい政治のスタートですね。
とは言え、僕はあまり政治のことなどは良く分かりません。
とりあえず、納めた税金ができるだけ無駄が少なく、多くの人のために役に立つように使ってもらえるような枠組みづくりに期待したいですね。
[ テーマ: 病気 ]
2009年9月15日21:27:14
尿中にできた結晶や尿道栓子が尿道につまり排尿が出来なくなってしまう状態です。
対処が遅れると命にも関わる非常に危険な状態です。
一般的にはこれから寒くなるに連れ増えてくる病気ですが、今年は夏の間もチラホラ見かけました。
最近は、他の動物病院で治療を受けたけれども翌日から数日後にまた詰ってしまったという事で当院に受診されるケースが増えています。
処置や治療に対する考え方は動物病院によって様々で、一概にどれが良いとも言えませんが、 当院では必ず麻酔をかけてから膀胱にカテーテルを通して、溜まっている尿を出します。
その後、血液状態が正常に戻るまでは入院治療とし、カテーテルを抜いた後、自力で排尿が出来ていることを確認して退院となります。
退院後も食事管理が大切になります。
ただ問題なのは尿路閉塞を起こす猫の中には怒りん坊が多いということ。
今日午後一番の患者さん(猫)も昨日他院で処置を受けたのですが、また詰ってしまったとのことでした。
昨日無麻酔での処置を受けたせいか、血液検査をしようとしてもひどく怒るので、先に麻酔をかけさせてもらいました。
無事カテーテルも留置できたのですが、今夜からの入院管理がちょっと心配です...
[ テーマ: 日記 ]
2009年9月13日21:21:34
今日の四国新聞に『迷子の愛犬を家に帰そう』という記事がありました。
動物保護団体による調査によると、香川県や高松市における保健所に保護された犬のうち無事飼い主様のもとに帰されたのはわずか約4%(全国平均約20%)とのこと。
詳しい実態はよくわかりませんが、各自治体によって動物に対する対応には温度差があるのは事実のようです。
保健所、警察、動物病院がうまく連携できればもう少し改善するかもしれませんが...
まずは犬を飼われている飼い主様はきちんと狂犬病の予防接種をしていますか?登録の手続きはお済ですか?毎年済票の交付を受けていますか?
もし鑑札が大きすぎて首輪などに取り付けれない場合は、住所や電話番号が印字できる小さくてかわいいものも売られていますので、是非取り付けてあげてほしいものです。
また動物病院に来院される際に首輪が緩いケースがよくあります。
散歩中に首輪が抜けてしまうと、せっかく首輪に取り付けていても何の役にも立ちませんので、首輪はしっかりきつめにしてあげてください。
[ テーマ: 日記 ]
2009年9月12日22:12:06
今日は午後からまとまった雨。
1か月ぶりくらいでしょうか?
まさに恵みの雨といったところでしたね。
娘のひまわりももう少しで咲きそうです。
今日は雨にもかかわらず忙しい一日でした。
ただ疲労のせいか、薬のせいかこの数日は夜になると恐ろしいほどの睡魔に襲われます。
朝晩冷え込みますが、皆様も風邪などひかぬようお気をつけください。
[ テーマ: 日記 ]
2009年9月10日22:12:41
今日は朝から歯医者さんや病院、銀行などに自転車で行ってきました。
この季節自転車は本当に気持ちがよく、道端のコスモスや稲刈りの後の匂いなどで秋を感じることができました。
僕が子供のころは稲刈り後の田んぼで焼き芋を焼いてもらったり、野球やフットベースなどをして良く遊んだものですが今の子供たちはどうなんでしょうか?
しかし、病院で処方された風邪薬の影響でしょうか? メチャクチャ眠い...
[ テーマ: 病院 ]
2009年9月9日22:19:43
動物が糖尿病になるとその飼い主様への負担は非常に大きなものになります。
ほぼ決まった時間に決まった量の食餌、食餌後にはインスリンの注射を動物の生涯にわたって続けていくという事は、想像以上に大変です。
しかも動物が治療に協力的でない場合は飼い主様も精神的につらくなります。
現在インスリンの投与量を決定しようとしている子は怒りん坊で、病院では決して食餌を採ってくれない為、当初は連日早朝からの通院での血糖値のモニターが必要でした。
しかも自宅での注射になると、飼い主様にも咬みつこうとする為、飼い主様も一度は治療を諦めかけた時がありました。
しかし、いろいろ工夫をして飼い主様が頑張ってくれたおかげで、なんとか血糖値も安定する兆しが出てきて、飼い主様も本当に喜ばれていました。
これからもまだまだ順調には行かないかもしれませんが、飼い主様と協力して頑張っていきたいものです。
[ テーマ: 病院 ]
2009年9月7日21:52:31
いつも午前と午後の診察時間が始まる前にコーヒーを入れるのが日課です。
そのコーヒーはその日の忙しさのバロメーターにもなります。
忙しいと当然飲む暇がないため診察時間が終わってもたっぷり残っているのですが、今日は途中で空っぽに...
今日最後の患者さんは『バベシア症』。
1週間前に他院で検査を受け診断をされていたにもかかわらず、治療にともなうリスクが心配でほとんど無治療のまま時間だけが過ぎてしまっていました。
結果血液の濃度が半分の15%にまで減少。
治療経過によっては輸血が必要になるかもしれません。
この患者さんを通じて治療についての説明の難しさを改めて考えさせられました。
治療に大きなリスクがともなう場合は当然しっかりと説明すべきなのですが、あまりリスクを強調しすぎると飼主様が冷静に判断できなくなってしまいます。
しかもバベシア症を発症している場合は治療をしなければ貧血で亡くなります。
リスクはかなり低いけど治療費が高額になってしまう治療法もあります。
日頃僕は飼主様に納得していただける説明がきちんと出来ているのでしょうか...?
[ テーマ: 日記 ]
2009年9月6日22:14:20
今日は朝からサンポートで四国三学会がありました。
三学会というのは小動物、産業動物、公衆衛生の3部門のことです。
今回の学会で大学時代にお世話になった先生や、勤務医時代に一緒に仕事をした先輩らとも会え楽しかったです。
僕が一日不在でしたので、その分奥さんが頑張ってくれました。