[ テーマ: 日記 ]
2009年6月19日08:21:00
昨晩は深夜まで『眼科』についての勉強会がありました。
眼科は多くの獣医師にとって苦手としている分野だとおもいます。
当院でも手術や目の内部の疾患などについては対応しきれないものがたくさんあります。
少しづつ対応できる疾患の幅を広げていけるようがんばりたいと思います。
ところで、昨日は臓器移植法改正A案が衆院で可決されたニュースが大きく報道されていました。
『脳死=人の死』『本人の拒否が無ければ遺族の同意で提供可能』『年齢制限の撤廃』となりましたが、非常にデリケートで難しい問題ですね。
それゆえに長年放置されていた問題で、日本人が苦手とするテーマのひとつですね。
僕は基本的には賛成です。
報道によって実際脳死状態のお子さんと長年暮らしている家族の方たちが多く取り上げられていましたが、恐らく全ての人が納得できる結果というものは難しいと思うので、この法案が成立した際には臓器移植に関する医療技術が更に高まり、1人でも多くの人の命が救われるようになればと思います。
[ テーマ: 病気 ]
2009年6月17日23:05:00
レッグペルテスとは若齢の小型犬種(チワワ、プードル、ポメラニアンなど)にみられる病気で、大腿骨頭が壊死してしまう病気です。
予防で来院された際に、以前から右後ろ足を気にするということでした。
そこでX線検査をしたところ向かって左側の大腿骨頭が変形していました。
この病気の治療法は、このX線写真のように手術で変形した大腿骨頭を切除します。
この病気がみられる犬種には、膝のお皿の骨(膝蓋骨)がゆるいことも多く、軽い症状の場合膝が原因と誤解してしまうこともあるので注意しないといけません。
今日はこの手術ともう1件ウサギの手術。
保育所で飼われているウサギの陰部から大量に出血しているとのことで来院。
陰部から出血している場合は子宮の異常であることが多いのですが、このウサギは陰部の腫れがひどく、僕も奥さんも初めてみる症状。
しかもお腹のなかには大きなしこりが触知でき、腫瘍?結石?と思いながらX線検査を行うと
赤ちゃんでした。
1頭でのケージ飼育とのことでしたが、以前掃除をするときに数頭一緒にしたらしく、恐らくそのときに妊娠したのだと思います。
緊急的に開腹すると胎仔はすでに亡くなっていて子宮は変色し、お母さんもかなり危険な状態でした。
無事手術を乗り越えたので、なんとか元気になってくれればと思います。
今日は診察は比較的のんびりとしていましたが、お昼の手術時間で体力を使った1日でした。
[ テーマ: 病院 ]
2009年6月16日21:02:00
一昨日の日曜日の診察終了後、病院の掃除をしているとものすごい音がしました。
外を見ると病院前の街路樹が折れて1台の車のフロント部分が凹んでいます。
また事故かぁと思っていると、ちょっとした接触事故とは雰囲気が違います。
良く見ると反対車線を越えて、『ハヤシさん』と『JOMOさん』の間の空き地にひっくり返った車が見えます。
ご近所の人の話によると、南方面から来た車が右折しようとした車と接触後、病院前の街路樹にぶつかり、さらに中央分離帯の縁石を乗り上げて、空中で2,3回転して、空き地に突っ込んだようです。
もしかしたら運転手さん駄目かも...と皆心配していたのですが、警察や救急車が到着する頃には若者3人くらいが車の外に出てきて、普通に事情聴取を受けている様子だったので安心しました。
当院前の交差点は最近特に交通量が増え、事故が急増しています。
特にお帰りの際に南方面(東バイパス方面)に出られる飼主様は、『いちご畑さん』の横を通って頂くと、モスバーガーやスシローの交差点に出れるので、信号もあって安全です。
と、このブログを書いているときにも前のバイパスで追突事故があったようです。
右折の為の直前のブレーキやウインカーは追突事故の基ですのでご注意ください。
[ テーマ: 病気 ]
2009年6月15日20:53:32
今日は午後の診察だけで、最近咳が増えたということで検査をするとフィラリア陽性だった犬が3頭もいました。
一度フィラリアに感染すると心臓や肺にダメージが残ってしまいますが、フィラリアに対する治療・予防の選択肢や心臓の悪化を遅らせるための治療などもあります。
最近咳が増え、フィラリア予防をしていない場合は早急に検査・予防をしてあげてください。
またこのように感染した状態で突然フィラリア予防薬を飲ませることは非常に危険です。
安易にお薬をもらってきて飲ませてしまうようなことはせず、できるだけちゃんと検査を受けるようにしてあげてください。
[ テーマ: 日記 ]
2009年6月14日22:50:14
今日は息子の2歳の誕生日。
ケーキは『モノランモノラン』の『ライゴー』です。
息子はまだいまいち誕生日が良く分かっていないみたいで、娘の方が喜んでいました。
この2年間大きな病気も怪我もせずにこれたことに感謝するとともに、2年前の春は奥さんがお腹が大きく大変だったことが懐かしく思います。
たまたま出産日が休診日だったのですが、出産前日まで大きなお腹で仕事に出ていたので多くの飼い主様に逆に心配していただきました。
ちなみに僕と奥さんからのプレゼントの動物の人形は全く喜んでもらえずショックでした。
[ テーマ: 病院 ]
2009年6月13日21:12:00
最初はちょっぴり緊張しておてんばさんでしたが、近頃は皆にも慣れて『ごろごろ』言って、かわいさ満点のチビ猫ちゃんです。
結膜炎の治療も終わり、ますますかわいくなったのでHPの写真を変更しようと思って写真撮影をしました。
なかなか上手く撮れませんが前の写真よりはかわいさが伝わればと思います。
でも実際のかわいさは会ってもらうのが一番。
診察室から出たときに面会室の方をチラッと見てもらうと、小窓からこっちを覗いているかもしれません。
もしお知り合いの方で猫を飼おうと思っている方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご紹介してあげてください。
一日でも早く優しい里親さんのお家で過ごさせてあげたいものです。
ウイルス検査済み。ノミ予防・寄生虫予防済み。
初年度3種ワクチンの費用及び避妊手術の費用は病院負担。
宜しくお願いします。
[ テーマ: 日記 ]
2009年6月12日21:55:00
昨日ついにWHOは新型インフルエンザの警戒水準をフェーズ6の世界的大流行(パンデミック)に引き上げました。
ただ日本政府は今回のウイルスが弱毒性であるため新たな対応は必要ないと説明しています。
しかし、いつか強毒性のウイルスが発生した場合には今回の対応策では不十分であること、また日本人の相変わらずの感染症に対する根本的な危機管理意識のズレなども露呈した結果となったと思います。
そのときにはいったいどういう事態になるのでしょうか? 怖いです...
とにかくこの夏の間になんとか沈静化してくれるか、新たな予防・治療法が開発されることを祈りたいものですね。
[ テーマ: 本 ]
2009年6月11日21:05:00
『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
僕はビジネスマンでもありませんし、まだ息子は1歳ですが....
週末に2歳になる息子の誕生日を前に買ったまま放置していた本を読んでみました。
20年以上前に出版された少し古い本です。
カナダで製薬会社などを経営していた著者が、実際に息子さんが大学に進学する頃から事業を継承するまでの20年間に贈った手紙をまとめたものです。
生活レベルや文化の違いは多少感じましたが、母親とはまた一味違った父親としての息子への愛情の深さを感じる本でした。
自分がもし父親からこのようなアドバイスを受けることができていたらどうなっていたのか、とある意味うらやましく感じる一方で、実はアドバイスにすら気づいていなかったり、またアドバイスに対して素直に耳を傾けることが出来ていなかったのではないかと反省させられました。
いずれ成長した息子に自分の意見に少しは耳を傾けてもらえるような父親になりたいものです。
[ テーマ: 病院 ]
2009年6月10日21:56:00
帝王切開は深夜に緊急手術として行うことが多いのですが、今日は珍しく通常の手術時間にマルチーズの帝王切開がありました。
予定日を過ぎても生れないとの事で午前中に受診され、妊娠頭数もまだ確認していなかったのでX線検査をすると、大きな赤ちゃんが1頭だけ。
幸い赤ちゃんの心臓が強く拍動していることは超音波検査で確認できたのですが、お母さんの骨盤を通過することはかなり厳しそう。
飼主様と相談した結果帝王切開となりました。
お母さんの体重は2kgちょっとしかないのに赤ちゃんの体重は約200g。
マルチーズの赤ちゃんにしてはかなり大きな赤ちゃんでした。
術後お母さんはあまり赤ちゃんに興味を示していませんでしたが、なんとかお家ではリラックスして世話をしてくれ、元気に育ってくれればと思います。
[ テーマ: 日記 ]
2009年6月8日21:14:00
今日のYahooのトピックスに『悪徳ペット霊園』という記事がありました。
そういえば先日ワイドショーの番組でも同様の問題を特集しているのを見ました。
動物に関する問題の多くが問題が起こってからそれに対応していくといった風に後手に回ってしまいますが、法整備も不十分な為、仕方の無いことかもしれません。
もちろん僕たち獣医師についても他人事ではありませんが...
動物霊園については、当院では『さぬき動物霊園さん』を紹介させていただいています。
もともとは病院を施工していただいた植原建設さんにご紹介いただきました。
実際に自分の飼っていたウサギを2匹ともお願いましたが、スタッフの方の対応も非常に丁寧で親切にしていただきました。
ご利用頂いた飼主様からも好印象な意見を多く頂いています。
人間同様『死』が突然訪れてしまった場合はあまりゆっくり冷静に対応することが難しい問題ですので、高齢の動物と暮らしている飼主様は亡くなった時のことをちょっとだけ考えておいてあげることも大切なことかもしれませんね。