[ テーマ: 病院 ]
2011年5月16日22:58:11
この週末病院でお預かりしていた仔猫です。
体重100グラム。ミルクを飲む力もイマイチ。
朝5時から夜11過ぎまでスタッフみんなで数時間おきにミルクを飲ませるなどお世話させてもらったのですが、残念ながら今朝亡くなってしまいました。
特に奥さんはショックそうでした。
なぜか自分の子供たちが乳飲み子のときに生まれたばかりの仔猫をお預かりすることが多く、奥さんはそのたびに夜中に子供におっぱいをあげた後、仔猫の世話をしたりしていました。
不思議と同じ事は続くもので、診察でも数日前に保護した仔猫が元気が無いということで受診していただいたのですが、全く同じ様な仔猫が診察中に息を引き取りました。
何とも無力です。
[ テーマ: 病院 ]
2011年5月10日18:07:34
今日は雨のせいかのんびりな1日。
手術を午前中に済ませることが出来たので、午前最後の診察を奥さんに任せ、なかなか治らない右膝の診察をしてもらいに病院に行くことが出来ました。
まだまだ走れる状態ではないのですが、MRI検査をするほどでもなく、とりあえず2,3ケ月は我慢が必要とのことでした・・・長すぎ・・・でも一安心です。
この雨はしばらく続くようですが、今日はちょっと蒸し暑く感じます。
夏のカンカン照りの暑さの時も心配ですが、急に蒸し暑くなりだすと動物たちはぐったりしてしまうこともありますのでご注意ください。
中年齢以後の動物たちにとって予防関係で病院に来ていただくことは病気の発見の為にも非常に大切です。
飼主様が気づいていないしこりや心臓の雑音の存在などに気づくことは多々ありますし、急な体重の増減から血液検査で異常が見つかることもあります。
このしこりは飼主様も気づかれていましたが、検査で肥満細胞腫と判明。
悪性腫瘍なので、広範囲に切除が必要です。
病理検査でも完全切除を確認できましたのでとりあえず一安心。
このケースも飼主様はまさか悪性腫瘍とは思っていなかったようで、もし長期間放置していると手遅れになりかねません。
せっかくの予防の機会を無駄にしない為にも、集合注射でのお注射や、予防薬をもらうだけで済ませてしまうのではなく、動物病院に連れてきてもらって、日頃気になっていることがあれば遠慮なく聞いてあげてください。
[ テーマ: 病院 ]
2011年5月1日22:01:33
いよいよ5月がスタート。
5月は一般的な動物病院では1年で一番忙しい月です。
朝から気合を入れていましたが、忙しかった昨日に比べると、思ったより平和な一日でした。
そんな中、今日は待合室に懐かしい飼い主様のお顔を見つけることができ何とも嬉しい気持ちになりました。
その飼い主様は以前飼われていた猫の治療のために1年近くの間、週に何回も来院して頂いていました。
その猫が自宅で息を引き取った後にご挨拶にお越しいただいて以来の来院でした。
恥ずかしそうにかわいい子猫を見せてくれました。
当院で動物を亡くされた飼い主様が、新しい動物のかかりつけとして再び当院を選んでいただけることは獣医師として一番嬉しい瞬間です。
[ テーマ: 病院 ]
2011年4月30日07:27:59
受付に設置させて頂いている『東日本大震災による被災動物のための義援金』を一度集計させて頂きました。
県内の小動物臨床部会所属病院で1,022,195円もの義援金が集まりました。
この義援金は必ず動物たちのために使って頂きたいものなので、具体的な送金先は現在検討中です。
多くのご支援ありがとうございました。
引き続き募金箱を設置しておりますので、ご協力よろしくお願いします。
[ テーマ: 病院 ]
2011年4月26日07:54:38
昨日の手術の猫ちゃん。
怒りん坊でしたのでお預かりのときには気づかなかったのですが、
麻酔で寝かせると頬のところに小さなイボ・・・と思いきや、ダニ
他にも小さいのも見付けました。
これからの季節、犬には良く見られるものの猫は比較的少ないのですが・・・
ダニによって媒介される病気は怖いものですので、ノミダニ予防薬でしっかり予防しましょう!!
[ テーマ: 病院 ]
2011年4月18日21:37:43
『動物と一緒に生活可能な避難所や仮設住宅の確保を求める署名』の用紙を受付に設置させて頂いておりましたが、本日事務局に郵送させて頂きました。
たくさんの署名ありがとうございました。
今は猫の妊娠が増えている気がします。
冬に発情期を迎えることが多いため、春は出産が増えます。
今日は当院にしては多い5件の手術があり、そのうち2件は妊娠中の猫の避妊手術でした。
いろいろな意見があると思いますが、僕は生れる仔猫に責任が持てないのであれば、避妊手術をすることは決して悪いことだとは思っていません。
たまに外に出かけてしまう未避妊の雌猫を飼われている飼主様は、最近お腹がふっくらしていないか気にして見てあげてください。
犬より猫のほうがたくましいですから、被災地でも仔猫がたくさん生れているかもしれませんね。
[ テーマ: 病院 ]
2011年4月13日08:10:00
昨日は停留睾丸の手術がありました。
比較的小型犬に多いのですが、たまに大型犬や猫でも行います。
今回は体重30kgで3歳のラブラドール。
触診では見つけることが出来なかったので、お腹の中にあるだろうと手術を開始。
腹腔内停留睾丸の手術はイメージとしてはワカサギ釣りのような感じです。
最小限の切開創から器具を挿入し、精管をみつけるとお腹の外まで引っ張ってきて小さな停留睾丸を摘出します。
今回はこれがなかなか見つからない。
もう少し上かなぁ、下かなぁと少しずつ切開を広げ、膀胱の裏あたりで精管を発見。
精管をたどっても精巣が見つからず、鼠径輪というお腹の中から股のほうへのトンネルに繋がっています。
心の中で『最悪・・・』と思いつつ、以前猫の停留睾丸ですごく苦労したのを思い出しました。
どう引っ張っても出てこないのでお腹を閉腹し、再度股や陰嚢周囲をグリグリと触診していると、わずかに精巣らしきものに触れることができて無事摘出できました。
今まで経験したことのない場所に隠れていました。
最初から見付けてあげれていればお腹を切らなくても済んだので大反省なのですが、同時にすごく勉強になりました。
[ テーマ: 病院 ]
2011年4月12日08:06:44
昨日は3頭の猫ちゃんにマイクロチップの注射をしました。
震災からちょうど1ヶ月。
今回の震災で飼主様にも防災意識が高まっていると思いますが、実際に動物にマイクロチップを入れてあげようと行動を起こすことはすばらしいことだと思います。
『マイクロチップは役に立つのか?』と言う質問を頂きます。
飼っている動物たちがどういう状況で居なくなる可能性が高いのかを考えてみることがまずは大切だと思います。
まず犬の場合は多くが首輪やハーネスが外れてしまうケースなのではないでしょうか?
その場合首輪にネームプレートを装着していても飼主様の手元に残ってしまうだけになる可能性もあります。
また犬でしかも純血種の場合は、恐らく保護した方も飼主がどこかで探しているかも?と考え警察や保健所に連絡するケースが多いと思いますので、マイクロチップを入れておくと飼主様の特定が容易になると思います。
猫の場合はほとんど家から脱走してしまうケースなのではないでしょうか?
室内猫でもいつも首輪をつけてネームプレートなどを装着しておくと、もし脱走してしまった場合に、保護した方がこの猫は何処かの飼い猫だろうと分かります。
マイクロチップよりもまず先に是非検討して頂きたいと思います。
興奮している動物にはマイクロチップリーダーを近づける事すら困難な場合があるので、マイクロチップ自体が万能と言うわけではありませんが、決して無駄と言うわけでもありません。
是非一度考えてあげてください。
ちなみに昨日は1人の子は怒りんぼうだったので2人掛りで保定が必要でしたが、残りの2人は大人しい子だったので全然痛がる様子もありませんでした。
いずれの飼主様も針の太さには驚いていましたが・・・
[ テーマ: 病院 ]
2011年3月29日08:12:00
我が家のバタバタはようやく収束の兆しが見えましたが、原発の問題はまさに泥沼・・・
冷却期間だけでも最短で3から5年とか・・・
まだ長期的な展望が全く見えない中、『復興』と言う言葉にすら違和感を感じ始めています。
そんな中日々の診察では、飼主様から『被災した動物たちのために何か出来ないのか?』『マイクロチップの効力は?』など質問を頂く機会も増えていますし、設置した募金箱とは別に高額な寄付金を頂くなど温かいご支援に感謝しています。
いろいろな形で動物たちへの支援活動が始まっています。
避難所や仮設住宅には動物たちを入れることが出来ずに困っている飼い主様がたくさんいらっしゃるそうです。
動物たちと一緒に暮らせる仮設住宅を増やすお願いの署名活動などもありますので、一度ご覧になっていただき、もしよろしければ署名活動に協力してあげてください。
受付にも置いていますので、賛同して頂ける飼主様は署名よろしくお願いします。
[ テーマ: 病院 ]
2011年3月25日15:04:35