[ テーマ: 病院 ]
2011年12月5日12:14:00
この時期猫のおしっこの病気が急増中です。
治療のひとつとして、処方食(療法食)を試していただくことも多くあります。
最近は病院でサンプルをお渡ししたフードをその後ペットショップさんなどで購入される飼い主様が増えています。
ペットショップでの処方食の販売は現在違法ではありませんので、購入を控えて頂く必要はありませんが、中には長期間与えるべきではないフードもあります。
先日尿閉の治療後1年ぶりに来院された猫ちゃんは、1年間フードを与え続けていました。そのフードは半年以上与えないようにとされているフードなのですが、ペットショップの店員さんからそのような説明を受けることは難しいと思います。
処方食を続ける際は必ず獣医師の指導の下に使用してあげてください。
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2011年11月29日18:58:04
11月も明日で終了。
今年も残すところ1か月となってしまいました。
朝晩寒くなってきたとはいえ、今年は例年より暖かい気がします。
そこで、今年最後のフィラリア予防を忘れないようご注意ください!
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2011年11月22日17:54:15
現在里親募集中のちびちゃん、本当に怖がりで困っています。
そこで人馴れするために現在トレーニング中です。
ここは院長室。
僕の膝の上や足元で多くの時間を過ごしています。
早く子犬らしく尻尾を振りながら院内を走り回れるようになりますように。
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2011年11月18日19:05:19
数日前の深夜急患でお預かりした子犬です。
車で轢いてしまった方が連れてきてくれました。
幸い骨折や内臓損傷などの大怪我はなかったものの、お腹の皮膚に大きなけがをしていたので、今日無事手術を済ませました。
推定2~3か月齢の女の子、ノミ・ダニ予防、虫下し済みです。
連れてきてくれた方も現在飼い主様を探してくれていますが、もし飼い主になっていただける方がいらっしゃいましたら、当院までご連絡ください。
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2011年11月15日15:36:26
去年は僕の発注ミスで届くのが遅くなってしまいましたが、今年はちょうど良い頃に届きました。
いよいよ今年もあと1か月半。
数に限りがありますので、毎年楽しみにしていただいている飼い主様はお早めにお越しください。
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2011年11月8日23:09:56
飛騨高山の郷土人形で、9匹のお猿さんで『苦難がさる』。
飼い主様の手作りで被災地にもお送りしているそうです。
本当に素晴らしいことです。
病気と闘っている動物たちの苦難が去ってくれますように。
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2011年10月31日15:44:36
最近では病気用のフードである『食事療法食』がネットやペットショップさんで購入可能になっています。
本来はその動物を診察した獣医師が必要性を判断すべきものですが、法律面での規制がないため、現状違法ではありません。
一番心配なのは肝臓用のフードです。
手術時の血液検査や健康診断目的の血液検査で肝酵素(主にALTやAST)が軽度上昇している場合はよくあります。
経過観察や1か月後の再検査などをすすめることがあるのですが、飼い主様には『肝臓が悪い!』というイメージが強く残ると思います。
その為ペットショップさんなどで肝臓用のフードを目にすればきっと肝臓に良いフードだと思うでしょう。
しかし注意していただきたいのは、現在各社から販売されている肝臓用フードの多くは、肝臓の病態の中でもかなり悪い高アンモニア血症や肝性脳症の動物の為に作られています。
動物の為と思って高価なフードを与えているのに逆に体を悪くしかねません。
他にも投与期間を制限すべきフードもあります。
ペットショップの店員さんやネットの業者さんはそれを食べる動物のことはまったく知らなくても売ってしまいます。
安さや便利さに対して対抗することは難しいですが、食事療法食を与える場合は必ず獣医師にご相談してください。
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2011年10月12日07:37:17
長年皮膚や耳の治療のため通院していただき、去年癌で亡くなった犬の飼い主様が1年ぶりに新しい子犬を連れて来院してくれました。
獣医師として本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになる瞬間です。
微力ながらも、新しい生活をしっかり応援していければと思います。
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2011年10月9日10:33:00
帝王切開で生まれたばかりの子犬たちです。
お母さんは7歳で初産のF.ブル。
お父さんはシーズー。
交配日は不明。
という悪条件での帝王切開となりましたが、6匹とも無事元気に取り上げることができて一安心。
Mix犬についてはあまり賛成はできませんが、どんなふうに成長してくれるのか楽しみですね。
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2011年9月16日21:30:06
来週からしばらく手術を受け入れることができないことも関係しているのかもしれませんが、今週は当院としては手術の多い日が続いています。
そのうち2件は乳腺腫瘍の摘出手術。
ひとつは以前他院で手術をしたときは良性の乳腺腫瘍でしたが、数年前当院を受診してくれた時には別の乳腺に小さなしこりがありました。
当時から手術を勧めていましたが、飼い主様が悩んでいるうちにこの数か月で一気に数も増え、大きくなりはじめてしまいました。
もうひとつは去年手術をしたときに悪性の乳腺癌と診断されていて、今回で3回目の手術。
乳腺腫瘍は若い時に避妊手術をしておくことで避けることが可能な病気です。
もちろん避妊手術をしなければ必ずなる病気ではありませんが、犬では最も多い腫瘍疾患のひとつです。
手術はかわいそうだと思う飼い主様の気持ちは当然だと思います。
また10歳を超えると麻酔をかけることができないと思っている飼い主様もいらっしゃいます。
高齢であることは一つのリスク要因ではありますが、動物の状態と予想される手術侵襲と手術効果を考え、手術すべきかどうかを考えるようにしています。
今回自分が手術を受けるにあたり、病院から渡される書類の多さ(同意書や問診票など)に驚きつつ、動物病院での手術に対する説明の在り方などについて、あらためて考えることの多い今日この頃です。