[ テーマ: 病院 ]
2010年1月24日08:10:21
本日は友人の結婚式(大阪)に出席の為、11時からは院長不在となります。
本日の時間外対応は出来ませんのでご了承ください。
[ テーマ: 病院 ]
2010年1月22日19:06:00
尿路閉塞を起こしてしまった猫の処置中のひとコマ。
ドロっと詰っていたものが出てきた瞬間です。
尿路閉塞というと一般的に『石』をイメージされる方が多いと思いますが、むしろこのような尿道栓子と呼ばれるペースト状のものが原因となっている場合が多いです。
尿を調べるとストルバイト結晶がたくさんでていたので、今後はしっかりとした食事管理が必要になります。
年末に比べるとこの病気も大分少なくなってきましたが、まだまだ寒い日が続きそうです。
冬に多い病気なので気をつけてあげてください。
[ テーマ: 病院 ]
2010年1月20日23:22:32
今日は歯石除去や膿瘍の治療のための抜歯など歯の処置が多い一日でした。
歯石除去のメリットの一つにグラグラしている歯の抜歯があると思います。
多い子は一度の処置で10本以上の歯を抜歯することもありますが、歯がなくなることは飼い主様にとってはショックなことだと思います。
しかし簡単な処置で抜けてしまうような歯の根っこはかなり腐ってしまっている状態で、膿瘍の原因になったり、ひどいケースでは下顎骨折の原因になることもあります。
抜歯してあげることでこのような病気を未然に防ぐことができます。
またご飯が食べにくくなるのでは?と心配される飼い主様もいらっしゃいますが、基本的に犬や猫は人のように咀嚼は必要ありませんので、ほとんど問題になりません。
キャンペーン期間中の予約はすでに一杯になってしまいましたが、今月中に予約していただいた飼い主様は引き続きキャンペーン価格でお受けしますので、歯の汚れが気になる場合は一度ご相談下さい。
[ テーマ: 日記 ]
2010年1月18日22:44:00
今日はビートたけしさんのテレビ番組でペット事情について取り上げられていました。
まず驚いたのは環境省のお役人の方のコメント。
ペット先進国であるイギリスでは生後8週齢以下の仔犬の販売は禁止されているのになぜ日本ではそのような規制がとられないのか?という質問に対し、
そもそも8週齢というものに科学的根拠がないということと、欧米と日本では動物に対する文化が違うから
ということが理由として取り上げられていました。
たぶんこの人も仕事上こう答えざるを得ないのかもしれませんが、この国の動物愛護事業を統括する人のコメントとしてはなんとも残念なものに感じました。
もう一つ残念に感じたのは、今回取り上げられたいくつかのテーマの中に獣医師の役割が一つもなかったこと。
これからは動物のスタートとなるブリーダーさん、販売元のペットショップさん、飼い主様、獣医師、統括する自治体のすべてが協力して人と動物のより良い社会を作っていく必要があると思います。
そのなかでも僕たち獣医師が担える役割は大きいと思っているのですが...ちょっと残念でした。
とは言え、最近NHKなどでも動物の特集番組がありましたがちょっとテーマが重い感じがするので、今回のようにたけしさんの番組などで取り上げてもらえると狂犬病の予防接種の必要性やモラルの大切さなどについて、より多くの人に受け入れやすくて良いですね。
ただ出演されていた獣医師のキャラが個性的だったので、獣医師に対するイメージが誤解されなければ良いのですが...
[ テーマ: 日記 ]
2010年1月16日21:45:00
トランプではなくかわいい絵の木札を使ってやります。
たまにですが真剣にやって4歳の娘に負けてしまいます。
子供の純粋な記憶力ってすごいです。
今夜も負けてしまいました。
もうひとつは『かるた』。
保育所の運動会でもらったものです。
僕にとっては昔懐かしい遊びですが、子供が成長するにつれ再び楽しめるのは嬉しいことです。
ちなみに次のターゲットは『オセロ』です。
[ テーマ: 病院 ]
2010年1月14日21:24:51
今日は休診日でしたが昨晩からてんかん発作が止まらない状態(重積状態)に陥った患者さんの管理のためちょっとヘトヘトです。
一般的なてんかん発作は比較的短時間でしばらくすると元の状態に戻りますが、重積状態に陥ると生命が危険な状態になります。
麻酔薬を継続的に投与して発作を抑えても、薬を減量すると再発を繰り返します。
発作は脳にダメージを残すため、最悪の場合はそのまま亡くなってしまったり、後遺症が残るケースもあります。
なんとか抗てんかん薬で維持できるレベルまで戻せるよう、もうひと頑張りです。
[ テーマ: 日記 ]
2010年1月12日22:15:08
寒いですね。
明日はさらに冷え込むそうです。
高松の冬はそれほど寒くは無いですが、さすがに動物たちにもつらいかもしれませんね。
とくに高齢や若齢の動物を外で飼っている飼い主様は、できれば玄関口に入れてあげたり、ヒーターを用意してあげるなどしてあげて下さい。
年明けから新型インフルエンザの流行も落ち着き、なぜか従来の季節性インフルエンザが今年は全く流行らないようですが、お正月気分も抜け、体調を崩しやすいころなので飼い主様も風邪などひかないようにご注意ください。
[ テーマ: 日記 ]
2010年1月10日22:07:58
今日の午後、この春他県で動物病院を開業予定の友人が病院見学を兼ねて遊びに来てくれました。
まだまだ人に見学してもらうほど立派な病院ではありませんが、1つでも新しい動物病院のアイデアやヒントになってくれれば嬉しいですね。
久しぶりにたくさん色々な話をして、自分が開業する際に感じていた期待や不安を思い出させてもらい、良い刺激になりました。
[ テーマ: 病気 ]
2010年1月8日19:05:40
猫の感染症の中で最も厄介なものの1つにFIP(猫伝染性腹膜炎)というものがあります。
猫コロナウイルスが原因で、胸腹水が溜まる滲出型(wet type)と目や神経症状を特徴とする非滲出型(dry type)に分かれます。
ワクチンなどの予防手段は無く、感染してもごく一部の猫でしか発症しないといわれていますが、もし発症してしまうとそのほとんどが死亡してしまいます。
しかも経験的には1歳未満の純血種の仔猫に滲出型の発症が多く、いまだ明確な診断・治療法が確立されていない為、診察においても非常につらい病気の一つです。
今日亡くなった仔猫も先日2回目のワクチン接種に来院された際、数日前より元気食欲が無く、食欲がない割にお腹が張っていました。
調べると典型的な腹水が貯留していて血液検査では黄疸もあり、FIPが強く疑われました。
大学などの研究機関でも治療法などが検討されていますが、早く効果の高い治療法が見つかって欲しい病気の一つです。
[ テーマ: 日記 ]
2010年1月6日23:53:06
今朝起きると上半身が筋肉痛。
と言っても別に昨日運動したわけではなく、長時間手術をしたのが原因。
とくに骨折などの整形の手術をした翌日は筋肉痛になってしまいます。
きっと姿勢が悪いのが原因かもしれませんが...
今夜も腸切開の手術がありましたが、お腹の中の手術などではそれほど力を使うような手術は無いので大丈夫です。
明日は休診日なのでゆっくり休みます。