[ テーマ: 日記 ]
2008年10月26日08:13:26
昨晩は学生時代の友人が学会に出席する為に岡山に来ていたので、岡山で働いている友人達も一緒に飲みにいきました。
国立感染症研究所で働いている為、これから問題になるインフルエンザのことなど、同じ獣医師でありながら全く専門外のことについて話を聞けて楽しかったです。
マリンライナーの最終便で帰ろうと岡山駅を歩いていると、テレビで良く見る石破農水大臣(前防衛大臣)と改札口ですれ違いました。
当然ながら、しっかりSPに守られていましたが、意外と気づいている人も少なく、不思議な感じがしました。
[ テーマ: 日記 ]
2008年10月25日08:00:42
最近中国で犬の美容整形がブームのようです。こちら
ちょっと前にはパンダ犬(パンダ柄にされてしまったチャウチャウ)が話題でした。
犬の瞼を二重にしたところでかわいくなるのかさえ疑問です。
ただ日本でも犬種によっては断耳術や断尾術はいまでも行われているので、あまり他人のことをどうこう言えないかもしれません。これも整形手術だと思います。
断耳術は犬種の問題や技術的な問題もあって現在では施術できる獣医師が少なくなっていると思いますが(僕もできません)、断尾術はプードル、ヨーキーなど多くの犬種で今も行われています。
もともとは狼と戦う牧羊犬や狩猟犬から始まったものですが、現在では審美上の目的で生後数日で切ってしまいます。
飼主様の中にはもともとしっぽが短く生まれてくると思っている人もいらっしゃって逆に驚くこともあります。
ただ、しっぽがないとお尻からお熱を測るときに測りにくいのが難点です。
[ テーマ: 日記 ]
2008年10月24日08:03:18
今日はお花の植え替えをしました。
子供たちなりに一生懸命手伝っています。
こんな感じになりました。
今はまだ小さく寂しいですが、そのうち鉢いっぱいになってくれて、きれいになると思います。
[ テーマ: 病院 ]
2008年10月22日21:30:00
今日のお昼前に病院駐車場にとめてあるスタッフの車に軽自動車が突っ込みました。
病院前のバイパスを南に向かって走っていたみたいですが、居眠りをしていて、中央分離帯を乗り越え、街路樹をなぎ倒し突っ込んできました。
幸い運転されていた方にも怪我はなさそうでしたが、もし対向車や歩行者、駐車場に患者様がいらしたら、と思うとゾッとしました。
スタッフには申し訳ないことですが、怪我人が出なかったことは本当に不幸中の幸いだったと思います。
事故処理のためと、運転されていた方の様子から飲酒の可能性も考えすぐに110番しました。
迅速に対応していただいた警察官の方々には感謝していますが、ただこれだけの事故にもかかわらず、怪我人が出なければ警察の仕事は事故証明を出し、レッカー手配だけというのもどうかと思いました。
運転していた方は以前脳卒中かなにかを患っているみたいで、かなり運転には危険がありそうですが、そういった面での再発防止のためのフォローなど誰がしてくれるのか不安になりました。
若者の乱暴な運転も問題になりますが、高齢者の運転や、持病をお持ちの方の運転など、こういった事故に直面すると改めて怖いものと実感しました。
[ テーマ: 病院 ]
2008年10月21日21:31:20
いつも診察時間が終わると子供たちが病院にやってきます。
完全にお邪魔です。
ちょっとだけお手伝いです。
もっと大きくなるとちゃんと掃除を手伝ってくれるようになるのでしょうか?
[ テーマ: 日記 ]
2008年10月20日07:48:00
昨日は午後から家族みんなで運動会に行きました。
雲ひとつない晴天の秋晴れで、ちょっと暑いくらいでした。
娘と鈴割り競技に出たり、借り物競走に出させてもらって楽しかったです。
運動会から帰ると注文していたガーベラが届いていました。
水揚げ中
正式な商品としては出荷できない訳ありガーベラたちです。
良く見ると花が二つ合体したものや茎が曲がったものがありますがどれも元気できれいです。
僕は花についてはまったく知識がないですが、チューリップとガーベラが特に好きです。
今日から病院の受付や自宅のいろいろなところが華やかになってくれると思います。
[ テーマ: 日記 ]
2008年10月19日08:14:33
今日は地区の運動会があります。
午前中は診察があるので、午後から参加します。
今朝は準備のため朝6時集合だったので眠いですが、久しぶりの早起きして気持ちよかったです。
[ テーマ: 本 ]
2008年10月18日07:46:00
今年8月に伊藤和也さんという31歳の青年がアフガニスタンで拉致、殺害されました。くわしくはこちら
以前から伊藤さんが所属していたペシャワール会の中村哲さんの活動について、マスコミを通して耳にする機会はありましたが、今回はこの事件がきっかけではじめて中村哲さんの本を読んでみました。
本を通して少しだけですが、アフガニスタンの現状が分かりました。と同時に日本にいて報道を通してイメージするアフガニスタンと中村さんの紹介するアフガニスタンの現状がなぜここまで食い違ってしまうのか不思議に感じました。
中村さんは大干ばつにより砂漠化が進んだ農地に、2003年から2007年にかけて13kmにもおよぶ農業用用水路を総工費9億円かけて建設しました。
この本では用水路建設がいかに大変であったか、日本政府が一千億円以上の復興支援を行っているが、多くは現地に貧富の差を作ったり、罪のない多くの民間人が殺されていくことが書かれていました。
僕たちの日常生活とは関係ない遠い国の出来事のように感じますが、実際僕たちの税金の一部が戦争に加担しているかもしれず、結果として現地の人たちを苦しめるような使われ方をしているかも知れないと思うと複雑な気持ちがしました。
[ テーマ: 日記 ]
2008年10月17日07:15:00
高松に帰ってきて開業する前は、3年間愛媛県の新居浜市の動物病院で勤務医をしていました。
新居浜はこの時期『太鼓祭り』一色に染まります。詳しくはこちら。
祭りの期間中は、学校ももちろん、公的な機関もお休みとなります。
日頃忙しい動物病院も開店休業状態になります。
高松で生まれ育った僕にとって、お祭りというものはそれ程大切な行事ではなかったので、どうしてそこまで熱くなれるのか最初は理解できませんでした。
各地域ごとに太鼓台があり、かきくらべという太鼓台のかつぎ比べは見事です。
もう1つの見所は太鼓台の喧嘩です。太鼓台をぶつけ合ったりするもので、昔は亡くなる人もいたようです。ただ、せっかくのお祭りが物々しいムードになるので僕はあまり好きではなかったのですが、喧嘩のない太鼓祭りでは駄目だそうです。
ただ町全体が1つのことにこれ程熱くなれるものがあるというのは、うらやましい感じがしました。
またいつか遊びに行きたいものです。
[ テーマ: 病院 ]
2008年10月16日07:15:00
昨日のネットのニュースに東京のレンタル犬サービス会社で犬ブルセラ症の集団感染が発生したという記事がありました。 記事はこちら。
昨年にも大阪の犬を多頭飼育している施設で発生しました。
犬のブルセラ症はブルセラキャニスという細菌に感染することで起こります。
感染犬の主な症状は妊娠犬の流産がありますが、一般的な症状はほとんどありません。
ですから、知らないうちに感染していることもありえます。
問題は極めて稀ですが人にも感染する可能性があるということです。
当然僕らのような獣医師は感染する可能性が高い職業だといえます。
人の症状は発熱や筋肉痛などの風邪のような症状です。
病原性は弱い為、重篤な症状になることは少ないようですが、怖いです。
近年動物も家族の一員として扱われるようになったことは喜ばしいことですが、動物から人へ感染する可能性のある病気(人畜共通感染症:ズーノーシス)についての認識が低いような気がします。
こういう記事がきっかけとなって狂犬病などの病気に対する意識が高まってくれると良いですね。