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2009年10月2日23:12:06
当院は今日から10月スタート。
昨日の休診日は久しぶりにフロアをダスキンさんに綺麗にして貰い、今日のお昼には入院室のシンクを大きいものに新調してもらいました。
これでスタッフが入院室を掃除をする効率がぐっと上がりそうです。
ただ夜には膀胱破裂の猫の手術。
事故ではなく膀胱壊死による膀胱破裂は初めてのケースで、開腹して膀胱を確認するまで何が起こっているのか予測が出来ず苦労しました。
原因は病理組織検査の結果待ちですが、なんとか残された膀胱の組織で排尿が出来るように手術できたのでとりあえず一安心。
久々にどっと疲れました。
この猫の状態にもよりますが、明日は私用により午前診察を臨時休診とさせていただき、午後4時からの診察となりますので、ご注意ください。
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2009年9月30日22:04:01
昨日、今日の2日間は玉藻中学校の学生さんが職場体験実習に来てくれました。
スタッフが血液検査について説明しているところです。
午後には手術を見学。
今日は猫の去勢としっぽの傷がひどい為に断尾を行ったダックス。
中学校の担当の先生も手術を見学していたのでちょっと緊張しました。
僕が学生の頃にはこのような実習はありませんでしたが、中学生の時期に実際の仕事の現場を見ることは非常に良いことですね。
ただやっぱり難しい年頃なんでしょうか、中学生は専門学生や高校生に比べると消極的なのが残念でしたが、ちょっとでも何か感じてもらえれば嬉しいですね。
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2009年9月28日21:54:01
今日はFM高松さんが取材に来てくれました。
『ぶらんこ』という小学生向けの新聞に今度獣医師の記事が掲載されるとのことで取材の依頼がありました。
ラジオ局に来た小学生から『はすい動物病院』のリクエストがあったとのことでありがたいことです。
この数日微熱が続き頭がボーっとしていたので、あまり気の利いた受け答えが出来なかったのですが、どんな記事になるのか楽しみです。
市内の小学校に配られるそうなので、小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭では楽しみにしていてください。
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2009年9月19日23:27:13
今日からシルバーウィーク。
高速料金も安いため動物と一緒に車で帰省や遠出される飼い主様も多いと思います。
今日も酔い止めの薬についての問い合わせがありました。
まずはお薬を飲ませることよりも酔って吐きにくい環境を作ってあげてください。
まず幼い動物でなければ食餌は抜いておきます。
そして体がすっぽり収まる大きさのキャリーやバリケンなどに入れてあげ、座席の間や荷物で動かないようにしっかり固定してあげます。
あとはこまめに休憩をしてあげてください。
こうするだけでもかなり酔いにくくなると思います。
ご飯をいつも通り食べさせ、動物をそのまま車に乗せて自由に動けるようにしてしまうことが一番酔い安いと思います。
突然動物が暴れたり吐いたりすると、動物が気になって運転にも影響してしまいますので十分気を付けてください。
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2009年9月18日23:18:00
先日製薬会社さんが持ってきてくれたマダニ予防啓蒙用ポスターとリーフレットです。
動物病院のポスターの割にはちょっと怖そうなデザインでインパクト大。
当院でもマダニが媒介するバベシア症が先週もあったところです。
幸いバベシアに罹患した犬は治療に対する反応も良く今は元気にしてくれていますが、なかには亡くなってしまうこともある怖い病気です。
意外に思われるかもしれませんが、これからの季節がマダニが最も危険な季節になりますので、散歩の後には体にマダニが付いていないか良くチェックしてあげてください。
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2009年9月9日22:19:43
動物が糖尿病になるとその飼い主様への負担は非常に大きなものになります。
ほぼ決まった時間に決まった量の食餌、食餌後にはインスリンの注射を動物の生涯にわたって続けていくという事は、想像以上に大変です。
しかも動物が治療に協力的でない場合は飼い主様も精神的につらくなります。
現在インスリンの投与量を決定しようとしている子は怒りん坊で、病院では決して食餌を採ってくれない為、当初は連日早朝からの通院での血糖値のモニターが必要でした。
しかも自宅での注射になると、飼い主様にも咬みつこうとする為、飼い主様も一度は治療を諦めかけた時がありました。
しかし、いろいろ工夫をして飼い主様が頑張ってくれたおかげで、なんとか血糖値も安定する兆しが出てきて、飼い主様も本当に喜ばれていました。
これからもまだまだ順調には行かないかもしれませんが、飼い主様と協力して頑張っていきたいものです。
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2009年9月7日21:52:31
いつも午前と午後の診察時間が始まる前にコーヒーを入れるのが日課です。
そのコーヒーはその日の忙しさのバロメーターにもなります。
忙しいと当然飲む暇がないため診察時間が終わってもたっぷり残っているのですが、今日は途中で空っぽに...
今日最後の患者さんは『バベシア症』。
1週間前に他院で検査を受け診断をされていたにもかかわらず、治療にともなうリスクが心配でほとんど無治療のまま時間だけが過ぎてしまっていました。
結果血液の濃度が半分の15%にまで減少。
治療経過によっては輸血が必要になるかもしれません。
この患者さんを通じて治療についての説明の難しさを改めて考えさせられました。
治療に大きなリスクがともなう場合は当然しっかりと説明すべきなのですが、あまりリスクを強調しすぎると飼主様が冷静に判断できなくなってしまいます。
しかもバベシア症を発症している場合は治療をしなければ貧血で亡くなります。
リスクはかなり低いけど治療費が高額になってしまう治療法もあります。
日頃僕は飼主様に納得していただける説明がきちんと出来ているのでしょうか...?
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2009年8月27日21:40:00
今年も9月23日にサンポートで動物愛護フェスティバルが催されます。
昨晩は深夜まで打ち合わせをしていました。
フェスティバルでは里親探しがあるので、現在仔犬と仔猫の里子を募集中です。
新しい飼い主様をお探しの生後4カ月齢までの仔犬、仔猫がいましたら、当院にお問い合わせください(9月16日まで受け付けています)。
必ず動物病院で健康診断を受けて、専用の診断書を発行してもらう必要があります。
当日フェスティバル会場に直接動物を連れてくることはお控えください。
また、この機会に里親さんになろうとお考えの方は是非会場にお越しください。
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2009年8月25日22:00:17
『ウンチを食べてしまうけど、止めさせるにはどうしたら良いか?』という相談は、仔犬の飼い主様からよく受けます。
ウンチを食べること=食糞行動といい、このこと自体は犬としては異常行動というわけではありませんが、やはり飼い主様の立場としてはできれば止めてほしいですね。
できるだけこまめにウンチを片づけることが1番ですが、お留守番の時間が長い場合はなかなか難しいです。
注意してほしいことはウンチを食べている現場を目撃しても叱ったりしないことです。
ウンチを食べることで飼い主様の気を引けると思ってしまうと逆効果になります。
音で驚かせて他に気が向いている間に片づけるのは良いと思います。
積極的な方法としてはフードの種類を変えてみることは効果があるかもしれませんが、トウガラシの成分などが入ったものをウンチにかけて食糞をやめさせる商品などは、それほどの効果はないようでお勧めしません。
基本的には『時間が解決してくれるもの』と考え、気長に捉えてあげてください。
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2009年8月21日18:36:01
今日は本当に暑い一日でした。
そのせいか、今日の診察は凄くのんびりでした。
実習に来てくれている学生さんの1人が今日が最終日ということもあり、皆で昼食へ。
近所にある『淡海』さん。
量もちょうど良く、いつも通りおいしかったです。
男子学生さんの実習生は初めてでしたので不安もありましたが、すごくがんばってくれました。
近年、獣医療においても男性の動物看護士さんが増えています。
まだまだ雇用条件の面などで課題も多いですが、がんばって欲しいものです。
来月は学会や動物愛護フェスティバルなど行事がいくつかあるので、今夜はこれから打ち合わせの会議があります。
9月6日(日)は学会出席の為、院長不在となります。
動物愛護フェスティバルは9月23日(水)にサンポートにて。