ホームページ

はすい動物病院

最近の記事

お知らせ (10/12)

癒やし (10/07)

黒猫兄弟 (10/06)

黒猫兄弟 (10/03)

黒猫兄弟 (09/24)

記事テーマ

しつけ (2)

愛犬&愛猫 (58)

日記 (1068)

(19)

病気 (125)

病院 (708)

趣味 (91)

お知らせ (147)

お役立ち情報 (8)

設備紹介 (4)

バックナンバー

2025年 10月

2025年 09月

2025年 08月

2025年 07月

2025年 06月

2025年 05月

2025年 03月

2025年 02月

2025年 01月

2024年 12月

2024年 11月

2024年 10月

2024年 09月

2024年 08月

2024年 07月

2024年 06月

2024年 05月

2024年 04月

2024年 03月

2024年 02月

2024年 01月

2023年 12月

2023年 11月

2023年 10月

2023年 08月

2023年 07月

2023年 06月

2023年 05月

2023年 04月

2023年 03月

2023年 02月

2023年 01月

2022年 12月

2022年 11月

2022年 10月

2022年 09月

2022年 08月

2022年 07月

2022年 06月

2022年 05月

2022年 04月

2022年 03月

2022年 02月

2022年 01月

2021年 12月

2021年 11月

2021年 10月

2021年 09月

2021年 08月

2021年 07月

2021年 06月

2021年 05月

2021年 04月

2021年 03月

2021年 02月

2021年 01月

2020年 12月

2020年 11月

2020年 10月

2020年 09月

2020年 08月

2020年 07月

2020年 06月

2020年 05月

2020年 04月

2020年 03月

2020年 02月

2020年 01月

2019年 12月

2019年 11月

2019年 10月

2019年 09月

2019年 08月

2019年 07月

2019年 06月

2019年 05月

2019年 04月

2019年 03月

2019年 02月

2019年 01月

2018年 12月

2018年 11月

2018年 10月

2018年 09月

2018年 08月

2018年 07月

2018年 06月

2018年 05月

2018年 04月

2018年 03月

2018年 02月

2018年 01月

2017年 12月

2017年 11月

2017年 10月

2017年 09月

2017年 08月

2017年 07月

2017年 06月

2017年 05月

2017年 04月

2017年 03月

2017年 02月

2017年 01月

2016年 12月

2016年 11月

2016年 10月

2016年 09月

2016年 08月

2016年 07月

2016年 06月

2016年 05月

2016年 04月

2016年 03月

2016年 02月

2016年 01月

2015年 12月

2015年 11月

2015年 10月

2015年 09月

2015年 08月

2015年 07月

2015年 06月

2015年 05月

2015年 04月

2015年 03月

2015年 02月

2015年 01月

2014年 12月

2014年 11月

2014年 10月

2014年 09月

2014年 08月

2014年 07月

2014年 06月

2014年 05月

2014年 04月

2014年 03月

2014年 02月

2014年 01月

2013年 12月

2013年 11月

2013年 10月

2013年 09月

2013年 08月

2013年 07月

2013年 06月

2013年 05月

2013年 04月

2013年 03月

2013年 02月

2013年 01月

2012年 12月

2012年 11月

2012年 10月

2012年 09月

2012年 08月

2012年 07月

2012年 06月

2012年 05月

2012年 04月

2012年 03月

2012年 02月

2012年 01月

2011年 12月

2011年 11月

2011年 10月

2011年 09月

2011年 08月

2011年 07月

2011年 06月

2011年 05月

2011年 04月

2011年 03月

2011年 02月

2011年 01月

2010年 12月

2010年 11月

2010年 10月

2010年 09月

2010年 08月

2010年 07月

2010年 06月

2010年 05月

2010年 04月

2010年 03月

2010年 02月

2010年 01月

2009年 12月

2009年 11月

2009年 10月

2009年 09月

2009年 08月

2009年 07月

2009年 06月

2009年 05月

2009年 04月

2009年 03月

2009年 02月

2009年 01月

2008年 12月

2008年 11月

2008年 10月

2008年 09月

2008年 08月

2008年 07月

飼い主様の心情

[ テーマ: 病院 ]

2009年2月2日23:27:00

当院は24時間態勢が完備できている動物病院ではありません。

ただ可能な限り時間外対応をさせていただいたりして、飼い主様の不安を少しでも解消できればと考えています。

入院している動物たちの管理についても同様で、深夜ずっと付きっきりで様子を見ていることは体力的にもかなり難しいです。

ただし、入院をしている動物の状態に合わせて、深夜早朝何度も病院に行き、治療を行うこともあります。

一番ショックなのは、朝に亡くなっているケースです。

日頃もし助けてあげられないのであれば、せめて最期は自宅で迎えさせてあげたいと思って診療をしているのですが、かなりリスクの高い夜の緊急手術の場合は、結果的に朝までに亡くなってしまうケースもあります。

獣医師としては正直やれることはやったので仕方ないという気持ちもあるのですが、飼い主様の心情とすれば、なぜ連絡くれなかったのか?ちゃんと管理してくれていたのか?という思いになるのも当然だと思います。

自分の勉強・技術・経験不足も当然のことながら、飼い主様への説明や対応など問題がなかったか十分反省しなければなりません。

ただ、結果的に飼い主様の信頼を裏切ってしまったということは、本当につらいことです。

 

 


Jill&Anny

[ テーマ: 日記 ]

2009年2月1日19:48:00

ジル&アニー

この写真は若かりし頃のジル君とアニーちゃんです。

2000年5月1日生れのジャージーウーリーの姉弟ですが、ジルは去年の3月に、アニーは今日の午後に亡くなりました。

この1週間、アニーはかなり状態が悪く、奥さんが看病していました。

10歳を目標にしていましたが、それなりに長生きしてくれたので良かったです。

この子達のおかげでウサギの飼主様には、本だけの知識でお話をするのではなく、実際の飼主の立場でお話をさせてもらうことが出来ました。 感謝です。

 

 


1月31日

[ テーマ: 日記 ]

2009年1月31日22:27:00

早いですね。あっという間に1月が終わりです。

年明け早々体調を崩してしまい、家族や飼い主様にもご迷惑をかけてしまいました。
しっかり反省し、適度な運動もしつつ、体調管理には気をつけていきたいものです。

今月は当院にしては手術も多く、バタバタと過ぎた感じです。

新聞やニュースを見ても暗い内容ばかりですが、こういうご時世だからこそ、動物たちに癒されながら、飼い主様には穏やかな生活を送っていただきたいものです。

2月は一般的に動物病院が最も落ち着く一か月なので、時間に余裕があれば、普段できない分野の勉強や、仕事以外でも充実した時間が過ごせればと思います。

 


肥満細胞腫

[ テーマ: 病気 ]

2009年1月30日23:35:00

肥満細胞はヒスタミンなどの物質を放出することで、炎症反応や免疫反応に関連する働きのある細胞です。けっして肥満の動物に多い細胞ではありません。

この細胞が腫瘍性増殖を起こしたものが肥満細胞腫で、犬ではリンパ腫とともに、発生の多い悪性腫瘍の1つです。

できものに針を刺して細胞を調べる検査(針生検:FNA)で、特徴的な細胞が見られる為、比較的院内での診断が可能な腫瘍であることが大きな特徴です。

一般的に~細胞腫とつくものは良性の腫瘍が多いのですが、肥満細胞腫はほとんどが悪性です。

治療選択肢も外科的切除が可能であれば広範囲の切除、完全切除困難な場合は化学療法や放射線療法になります。

先日も歯石除去の時に、飼主様が『そう言えばこの辺りにしこりが...』と思い出してくれた為、検査をすると肥満細胞腫が強く疑われ、切除できました。

一度目の手術での病理検査では、まず大丈夫だががん細胞が残っている可能性もあるとの答えだった為、再度手術をさせていただき、筋層を含め広範囲の切除をすることで完全切除が出来ました。

数ミリしかないおできのようなものでも肥満細胞腫であることも良くありますので、気になるしこりがあって、針生検などをして調べていないものがあれば、一度相談してください。


子供の記憶力

[ テーマ: 日記 ]

2009年1月28日21:49:54

たまぁにですが、我が子の行動や言動に驚くことがあります。

3歳の娘は年末に帰省していた姪っ子(6歳)にインターネットのゲームを教えてもらって以来、PCに興味を持ってしまいました。

ゲームと言っても、『おかあさんといっしょ』のサイトの簡単なゲームを楽しむ程度なのですが、最近は仕事終わりの会計処理のときにも、PCを触りたいらしく、とりあえず僕の指示通りマウスを動かして、画面をクリックさせていました。

すると、今日は突然、指示をすると怒り出し、『自分で出来る』と言い出して、ひらがなしかろくに読めないのに、患者様リストをプリントアウトし、データをバックアップして、顧客管理ソフトを閉じ、PCをシャットダウンし、真っ黒の画面向かって『バイバイ!』と言いながら満足そうでした。

黙ってみていたのですが、さすがに驚きました。

何回か同じ作業をすることで覚えてしまったようです。

子供の純粋な記憶力はすごいですね。うらやましいです。

 

 


動物の瞳

[ テーマ: 日記 ]

2009年1月27日21:22:50

新聞記事

昨日の四国新聞に面白い記事が載っていました。

飼い犬に見つめられると、飼主様の体内で『オキシトシン』というホルモンがより多く分泌されることが分かったそうです。

『オキシトシン』とは分娩時の子宮収縮や乳汁分泌を促すなどの働きのあるホルモンですが、社会行動を調節する神経伝達物質としての働きもあり、人に投与すると、警戒心や恐怖心が減少することが分かっています。

動物の持つ力はまだまだ解明されていないこともたくさんありますが、『アニマルセラピー』などにも応用されているように、今の複雑な人間社会で、僕たちに大きな力を与えてくれると思います。

人が動物に癒される理由の1つが科学的に裏づけられた事は非常に興味深いことです。


島の獣医療について

[ テーマ: 日記 ]

2009年1月26日21:34:21

昨晩、動物病院が1件も無い『瀬戸内海の豊島』に、東京の獣医系学生4人が訪れ、『動物たちのよろず相談所 』を開き、飼主様の相談に乗ったり、トリミングするなどの活動を取り上げた番組が放送されました。

録画しておいて、お昼の休憩時間に見たのですが、ちょうど今日は小豆島からの患者さんもいらしたので、香川県の獣医師として考えさせられることが多かったです。

僕が子供の頃に比べると高松でも動物病院の数はかなり増えましたが、山間部や島などでは獣医師は不足しています。

医療と同様、都市部に集中する傾向があります。

地域の先生方と協力して、夜間診療体制や動物病院のない地域への獣医療の提供など、将来的に香川県内で広めていけるようになれば良いですね。

 

 


雪だるま

[ テーマ: 日記 ]

2009年1月25日09:20:07

雪だるま

 

先程車に積もった雪を集めて小さい雪だるまを作りました。

 

 

 

 

雪だるま

 

 

子供たちは大喜びでした。


雪化粧

[ テーマ: 日記 ]

2009年1月25日07:56:00

雪化粧今朝は寒いですね。

新聞を取りに外に出るとびっくりしました。雪がうっすら積もっています。

大学時代鳥取にいたので、雪には多少なれましたが、高松で雪が積もると思わず、『おおっ』という感じです。

 

娘は雪だるまを作りたいそうですが、さすがに無理そうです...


尿路閉塞

[ テーマ: 病気 ]

2009年1月24日22:20:01

今日は寒い一日でしたね。

今日は先程まで手術があったので少し疲れました。
上の子が眠い眼をこすりながら、大人しく手術室の外で座って待っていてくれました。
手術の片付けが終わって、家に連れてあがるとあっという間に寝てしまいました。

 

ところで、以前もこのブログで書きましたが、寒くなると猫の下部尿路疾患(FLUTD)が増えます。

今月に入って特に結石や尿道栓子によって尿路閉塞を起こすオス猫が急増しています。

麻酔下で尿道カテーテルを通して閉塞を解除する必要がありますが、すぐに通過するものもあれば、かなり苦労する場合もあります。

多くの場合、重度の急性腎後性尿毒症の状態にあるため、数日静脈内輸液を続けながら、カテーテルを通じて排尿させます。

ほとんどの猫の初期症状は頻尿です。何度もトイレに入っているのに、ほとんど尿が確認できないことが多いようです。その場合は、尿が出ないのではなく、膀胱に尿が溜まらない状態になっていると思います。

この段階での膀胱炎などの治療をすることで、尿路閉塞を防げる可能性が高くなりますし、再発を繰り返す場合は、食事管理が大切になります。
食餌の質が良くなったおかげか、手術が必要になるケースが昔に比べると、激減しているようです。

オシッコのことで気になる猫を飼われている飼主様は早めに相談に来て上げてください。